本日より、「ルータ+スイッチ」機能に付属の追加IPアドレスについて、一部プリフィックスご利用の場合のお申込み方法を「書面お申込み」に変更しましたのでお知らせします。

 

プリフィックス (割当IPアドレス個数※)
お申込み方法
/28 (16個) コントロールパネル / API操作
/27 (32個) コントロールパネル / API操作
/26 (64個) コントロールパネル / API操作
/25 (128個) 書面お申込み
/24 (256個) 書面お申込み

※実際に利用可能なIPアドレス数については「ネットワーク設定について」を参照下さい。

書面お申込みの方法

/25または/24の追加IPアドレスをご利用の場合は書面によるお申込みとなります。ご希望の際は以下の手順でお申込み下さい。

  1. 会員メニューにログインしお問い合わせフォームにアクセスします。
  2. 「サービス名称」で「さくらのクラウド」を選択します(「サーバ名/ドメイン名/IPアドレス」欄や次の「お客様のパソコン・インターネット環境」項目内は空欄で結構です)。
  3. 「お問い合わせの種類」で「利用方法・サポート(support)」を選択します。
  4. 「お問い合わせ件名」に「ルータ+スイッチ追加IPアドレス申込み」を入力します。
  5. 「お問い合わせ内容」に以下のテンプレートに従って内容を記入します。
    利用アカウント名:(例:アカウント01)
    利用ゾーン: (例: 石狩第1ゾーン)
    追加IPアドレスのプリフィックス: (「/25」または「/24」を記入)
    帯域: (「100Mbps」、「500Mbps」、「1000Mbps」のいずれかを記入)
    作成完了希望日時: (例: 2015年1月1日)
  6. 「次へ」ボタンをクリックし、内容を確認の上問い合わせフォームを送信します。
  7. ご注文内容の確認後に弊社にてお客様環境へ設定を行い、作業完了後にご連絡します。

ご注意事項

お客様のご利用状況等によりご希望に添えない場合がありますのでご了承下さい。
・弊社作業完了後のスイッチ名称は任意のものが付与されます。名称の他、説明やタグ等につきましてはお引き渡し後にお客様にて編集下さい。
・お申込みから作成完了まで3~5営業日程度の時間を要する場合があります。
・作成後は速やかにお客様へ完了の報告を行わせていただきますが、弊社作業での作成完了を起点として課金開始となりますのでご了承下さい。

 

本日、「さくらのクラウド」では、インストールISOを更新いたしました。更新内容の詳細は下記のとおりです。

 

インストールISO

追加されたインストールISOは下記のISOイメージとなります。

openSUSE 13.2 64bit 
VyOS 1.1.4 amd64
FreeBSD 10.1-RELEASE 64bit
Fedora 21 64bit 
Debian GNU/Linux 7.8.0 64bit

 
下記のISOイメージは提供を終了させて頂きました。

VyOS 1.1.1 amd64
FreeBSD 10.0-RELEASE 64bit
Fedora 20 64bit 
Debian GNU/Linux 7.7.0 64bit

 

今後とも、「さくらのクラウド」をよろしくお願いいたします。
 

OSインストール済みのディスクをすぐに用意できる「パブリックアーカイブ」機能ですが、主要なパブリックアーカイブですべてのサイズのディスクへのコピーが可能となりました(*1)。

 
archive2

 
これまではコピー先のディスク容量として「20GB」と「100GB」のみの提供でしたが、全ディスク対応のパブリックアーカイブでは”/”領域が自動的にディスク容量上限まで拡張されます(*2)。

 
大容量のディスクへのコピーも可能となり、より便利になったパブリックアーカイブをぜひご利用ください。

 
*1 全サイズ対応アーカイブはパブリックISOイメージ・アーカイブのページを参照ください。
*2 「ディスク修正機能」を有効にする必要があります。

 

アプライアンス機能のひとつとしてご好評いただいているVPCルータですが、プレミアムプランのサイト間VPN機能において、対向サイトとして設定可能な地点数を拡張しました。

 
vpc1

 
これまで対向サイトとして4地点設定可能でしたが、本日より20地点まで設定可能となりました。

 
また、今回のアップデートにより、プレミアムプランの新規作成画面で「ルータ+スイッチ」の作成も同時に行えるようになっています。

 
vpc2

 
※スタンダードプランは従来通り4地点までとなります
※機能についての詳細はサイト間VPN設定のページを参照ください。

 
この機会に、より柔軟な運用が可能となったVPCルータをぜひご活用ください。

 

1月27日より提供開始(2月末までβ期間)しました「 オブジェクトストレージ」にs3cmdを使ってアクセスする手順をご紹介いたします。
「オブジェクトストレージ」についてはこちらをご参照ください。

 
※「さくらのBASE Storage」ベータテストご利用者様へ
 
さくらのクラウド 「オブジェクトストレージ」では以下のようにサーバ名が変わります。

さくらのBASE Storage       b.storage.sakura.ad.jp
オブジェクトストレージ     b.sakurastorage.jp

s3cmdを使ったアクセス方法

CentOS等が動作するサーバから、s3cmdを使ってオブジェクトストレージにアクセスする方法をご紹介します。

 

1. オブジェクトストレージでバケットを作成する
さくらのクラウドのコントロールパネルよりオブジェクトストレージを選択し、バケットを作成してください。

 

2. コントロールパネルより、アクセスキー欄のアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを確認する

objstctlpanel

 
※オブジェクトストレージへのアクセスで設定等に使われる用語情報
 オブジェクト      :オブジェクトストレージに保存されたファイルです。
 バケット        :オブジェクトストレージに作成された保存領域です。
 アクセスキーID     :バケットへアクセスするIDです。
 シークレットアクセスキー:バケットへアクセスする鍵情報です。
 ストレージサーバ名   :b.sakurastorage.jp
 エンドポイント     :<バケット名>.<ストレージサーバ名>

 

3. CentOSサーバのコマンドラインから、s3cmdをインストールする
yumを使ってインストールできます。

% sudo yum install s3cmd

 
※ここではCentOS6.6、epelリポジトリにあるs3cmd-1.0.1を使用しています。
 
4. 対話的設定モードで設定を変更する
以下のコマンドで諸情報を変更します。

% s3cmd --configure

Access Key: アクセスキーID
Secret Key: シークレットアクセスキー

その他の質問項目は特に指定していただかなくて結構です。

Test access with supplied credentials? [Y/n]

サーバ名が未設定ですので、テストは行わず n を入力してください。
最後に設定をセーブして、一端終了します。
※.s3cfgファイルはホームディレクトリにセーブされます。
 
5. セーブされた .s3cfg ファイルを編集する
URLを変更するために、セーブされた.s3cfgファイルを変更します。以下の2行を、このとおり変更してください。

(変更前)
host_base = s3.amazonaws.com
host_bucket = %(bucket)s.s3.amazonaws.com
(変更後)
host_base = b.sakurastorage.jp
host_bucket = %(bucket)s.b.sakurastorage.jp

6. アクセステスト
s3cmdのバージョンを確認します。

% s3cmd --version
s3cmd version 1.0.1

s3cmdを使って状態を確認します。

% s3cmd du s3://<バケット名>
0 s3://<バケット名>//
※作成したばかりのバケット内データ量は「0」です。

これで、s3cmdを使ってファイルのアップロード、ダウンロードが可能となります。

アップロード
s3cmd put <ファイル名> s3://<バケット名>
ダウンロード
s3cmd get s3://<バケット名>/<オブジェクト名>
一覧表示
s3cmd ls s3://<バケット名>
削除
s3cmd del s3://<バケット名>/<オブジェクト名>

 

7. ご利用にあたってのポイント

オブジェクトストレージに保存されたオブジェクトはコントロールパネル上のオブジェクト一覧で確認できます。 s3cmdや各種ツールを使ったオブジェクトストレージ操作結果の確認としてご利用ください。
 
オブジェクトストレージはS3互換のAPIを備えていますが、サービスがS3と同一ではありません。オブジェクトストレージが対応していないs3cmdの一部操作ではエラーが返される場合があります。 詳細についてはObjectStorage_APIをご確認ください。
s3cmdはバージョンによって動作仕様が異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
 

動作仕様の違い例
s3cmd-1.5.0以上の場合、signatureはv4がデフォルトとなりました。オブジェクトストレージはv2対応のため「--signature-v2」オプションを使用してください。
例) s3cmd du s3://<バケット名> --signature-v2
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