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意見・感想 アーカイブ

2007年01月21日

做个可爱的上海人

報道特集で、中国上海の『かわいい上海人運動』というものを特集していました。
中で、お父さんと娘さんが出てきて、娘さんが学校で学んだ ”マナー” をお父さんに押し付けているシーンがありましたが、お父さんが赤信号でわたろうとしたときに娘が制止し、青信号で親子でわたろうとすると信号無視の自転車にぶつかられるというシーンがありました。予想通りの展開に笑ってしまいましたが、本当にそんな状況です。
要は、安全かどうか自己責任で確認して、渡ろうというわけです。
青信号だから安心なわけでなく、赤信号だから危険なわけでなく・・。

大阪もおんなじようなものじゃないかと思ったのは私だけではないはず。
というか、まったく車の通らない深夜の赤信号を守って、ただたたずんでいる東京の風景に、時に驚かされることは多いですが・・

ところで、『かわいい上海人運動』じゃなくて、「可爱的」を『敬愛される』と訳したほうが良いんじゃないかと思うんだけれど・・・。

2006年11月20日

道に迷ったら戻ったほうがよい

道に迷う人は、山へ登るときより下山するときのほうが多いそうです。
また、下山時に道に迷うと、引き返して道を正すことをせずに、そのまま進んで、山頂へは戻りたくない心理が働くとのことです。
登山に限らず、普通の道でも迷うと引き返さずに、補正しようとしてしまう、これは私もよくあることです。引き返すのが何か負けた、損した感じもするので。
でも、やっぱりこういうときは引き返す、立ち止まる勇気も必要なのです。

それは会社経営でも一緒。
たとえば、商品の売れ行きに問題があったときに、そのまま宣伝を増やせば良いというものではない。チャネルを増やせば良いというものではない。
会社は、いつでも立ち止まって、その商品・事業を考え直すという選択肢をはずしてはならず、場合によっては後戻りも発生することなのだろうと思います。しかし、それは物事を始めるよりずっと難易度の高い決断が必要です。しかし、それが出来る会社でなければならないのだろうと思います。

少なくとも、さくらインターネットは、不振事業を新規事業でカバーしようという社風にだけはなりたくないものだと、心から思って経営をしています。

2005年09月21日

初値予想はいくらですか?

Q:初値予想はいくらですか?
A:わかりません。
Q: ビックなネタはありますか?
A: わかりません

いろいろ考える事はありますが言える訳もなく、とりあえずインサイダー情報を聞き出そうとしても、無理です。(笑)
実は、いろんなひとから、いろんな場面で聞かれます。

あと、資産形成とかなんとかって郵送してくれても、私は売り出しをしないし全株ロックアップ済みなので、ふつうの給与所得者です。だから、いろいろ資料を送ってくれても無駄です。
とりあえず、今は東京三菱銀行のとびっきり低利な定期預金で満足してます。

しかし、目論見書に自宅電話番号が載っていなかった事が、かなりの救いでした。

2005年09月17日

梅田貨物駅

久しぶりに、土曜日の休みが取れたので、梅田へ行ってきました。

最近、梅田の界隈は、再開発のラッシュです。
阪神電鉄の西梅田開発(ハービス大阪)は一段落したものの、阪急百貨店の建替え工事や、新しい大阪駅ビルの建設など、あちらこちらで工事をしています。
その中でも、一番の目玉といえるのが、北梅田再開発。ちょうど、大阪駅の北側にある広大な梅田貨物駅を取り壊し、新たな町づくりを行うというものです。

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2005年09月13日

ヘラクレス復活か?

一部の報道機関において、大証のヘラクレスにおける新規上場の再開が報道されたようです。
しかしながら、大証サイドは否定しているようで、現状ではそのような事実は無いよう。

http://www.ose.or.jp/profile/press/050913.pdf

うちの会社は、本社が大阪にありながら東証のマザーズに上場してしまうわけですが、やはり地元大阪の取引所にはがんばって欲しい気持ちでいっぱいです。

2005年09月03日

抗日記念日

今日は中国における抗日戦勝記念日です。
出張中、マッサージ屋のテレビに映るCCTVも、抗日記念番組一色。歴史を鑑みることは重要なことですが、あんなプロパガンダ活動を続けていることは、日本人から見た隣人意識を確実に悪化させています。
中国の抗日運動は、日本というスケープゴートを作って中国人のナショナリズムを高揚させ、共産党政権の安定化を狙うという目的です。歴史を振り返って、今後の平和のために云々・・とか、そういった理由ではないことは明らかでしょう。
しかし、中国共産党のプロパガンダに手を貸しているのは、他ならぬ日本のカードであることも考えなければなりません。

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2005年09月01日

マッサージ

今日は、とりあえず今後の詳細の打ち合わせや原価の話などを行い、パートナーとの展開については全て調整が完了しました。本当に良かったです。

その後、7時くらいに終わることが出来たので、食事に行き、昨日に引き続いてマッサージに行ってきました。
今回は昨日と異なる店ですが、こちらも足つぼ1時間と全身1時間の合計2時間で、80元でした。
あれだけやってくれて80元とは、うれしい限りです。

2005年08月29日

ジョッキバトン

Ryo氏より、ジョッキバトンをまわされてしまいました。
ジョッキバトンとはなんやということなのですが、どうも酒にまつわる話を暴露すべきことのようです。;-)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=33833988&owner;_id=99402 - Ryo@mixi

長らくBlogをサボってたわけですが、これを機会に、書きかけの日記をすべて整理して、継続してやることにします。(また、途切れそうですが・・)

と、本題。

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2005年08月25日

もうすぐ結婚1周年

なにやら、書留郵便の不在通知が入っていたので、郵便局まで取りに行ったのですが、中身は結婚1周年を祝う、記念御食事券でした。結婚式場では、よく1周年記念のお食事ご招待とかありますが、その類ですね。
思い返せば、結婚式をしてから、もう10ヶ月がたちました。早いものです。
入籍をしたのは2年以上前なので新婚気分というのは薄れましたが、ディナーに行くなんて事もあまり無いので、せっかくの機会です。

ところで、お飲み物は別となっています。ワイン1本くらい付けてくれるのかなと淡い期待をしてみるのですが、ただ飯食わしてくれるだけでも感謝しないといけません。
ちなみに、結婚式のときにエターナルカードというのをもらったので、1割引にはしてくれるようです。ただ、元が高いので、あんまり高級なワインを頼むと死にます;-)

2005年08月23日

限度額

来週出張に行くことになり、ANAのウェブで航空券を予約したのですが、ANAカードが限度額になったらしく、「連絡しろ」みたいな状態になってしまいました。
前回の上海出張の際にすでに限度額が超えていて、臨時増額ということになったのですが、その際の利用分がまだ決済されておらず、再度増額をしないといけないことになったようです。
ANAカード決済の場合は優遇があるということから、先日入会したばかりのANAカードを利用したのに、飛んだ大失敗です。

結局、三井住友カードへ連絡すると「増額できない」とか言われてしまいました。
それなら締め切り前にデポジットとして先振込むからと返事すると、担当者が困ってしまい「また電話します」と切られてしまうことに。折り返しかかってきた電話では、今回は特別にもう一度増額しますといわれ、とりあえず解決しました。
別に、限度額の設定されていない他のクレジットカードで決済してもよかったのですが、「限度額は増やせない」という言葉に反応してしまい、ついつい粘ってしまいました。

ちなみに、AMEXの場合は限度額が設定されていないので、非常に便利です。特に出張続きだと、大変重宝します。以前は法人カードも利用していましたが、しょっちゅう限度額が来たので、いまは大半の決済が個人のAMEXです。
ちなみに、会社を始めてすぐのころに、三井住友VISAやJCBに申し込んで、すべてNGだったのですが、AMEXは街中の勧誘に引っかかり審査に通ってしまいました。敷居が高いものかと思っていましたが、ぜんぜんそんなことありません。会費もそこらのゴールドカードよりも安いので、利用額の多い人には大変お勧めです。

とりあえず、三井住友カードにはやられっぱなしです。
せめて、期限前でも振込みで支払いできればいいのに・・。

2005年08月11日

日本人は几帳面か

一般的によく言われることですが、日本人は世界中を見回しても、極めてまじめで几帳面な人種であるそうです。韓国や中国、そしてアメリカと、仕事で回ると、総じてみんな日本人の感覚よりは大雑把であることは感じましたし、もちろん細かい人も居ますが、それは少数派だということを思いました。
とはいえ、日本人でも人によって違うし、特に私なんかはズボラなほうなので、人によっては外国人とさほど変わらないんじゃないかというのが、いままでの感想です。

だがしかし、実際仕事に関わってみると、特に中国においては、いろいろと感じるところがありました。
とても綺麗なデータセンターで、入退室規定も細かく整理されているにもかかわらず、管理が極めて適当です。隣のケージでは飯食ってるし、入室時のチェックに用いるパスポートの番号も、まったく見てません。

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2005年07月29日

ANA スマートeチェックイン

JANOGも終わり、今からANAで帰ります。
来るときはJALだったのですが、帰りはどの便になるか分からなかったので、予約してませんでした。なので、ちょうどいい時間にあったANAにしました。ANAに乗るときは、いつも「リピート4回」なのでスマートeチェックインが利用できないのですが、今回は適用運賃のようなので、早速利用しました。
昨日もJALで利用し便利だったのですが、ANAでも期待していたのですが、どうもゲートに直行できないようで、グランドホステスに聞いてみると「スマートeピックアップを利用して搭乗券を受け取ってください」とのこと。それじゃ、ICカードの意味が無いんじゃないかと・・・。
今までも、事前に座席指定を行って、カードさえ入れれば、それくらい出来たし、たいしたメリットじゃないですね。「ICカードをピッと触れさせるだけで」といっても、結局搭乗券を受け取りにチェックイン機まで行かないといけないのならあまり利便性を感じません。

この点では、JALの方に軍配を上がります。

2005年07月28日

JAL Webチェックイン

いつも飛行機に乗るときは4回回数券を利用している私ですが、今回はいつも乗らない路線でもあり、少し前から予定も決まっていたので、今回は「前売り21」にしてみました。
片道11,950円と非常に安く、特割が設定されない夏休み期間には、とても重宝します。

ちなみに、いつもの回数券の場合にはWebチェックインが出来ないのですが、前売り21は可能だそうなので、初めて利用してみました。実はIC機能付のJALカードを申し込んでから、対象運賃での搭乗が今回初めてなのです。
使用感としてはとてもよく、なにせチェックイン機でチケットを受け取る必要も無いし、これなら20分前にいきなりキャンセルされていたりする可能性が無いので、とても魅力です。携帯で座席を指定して、セキュリティチェックゲートに直行。そこで、ICカードをピッと端末に触れさせれば控えを受け取ることができ、ガードマンに見せればそのまま搭乗口まで行けます。
もちろん、15分前までにゲートで控えを受け取らなければまずいでしょうけどね。

とりあえず、便利なサービスです。
4回回数券でも、Eチケットのようにシステム内にチケットを保持してくれれば、Webチェックインできるのに、早く対応して欲しいものです。ただ、エンドース(裏書)してANAに搭乗することが出来なくなるので、いろいろと解決しないことは多そうですが・・・。

2005年07月11日

サンライズ瀬戸

日曜日の夜。ホームの人々は、明日から始まるであろう学校や仕事を想像してか、少し疲れた表情を見せています。確かに、通勤電車に揺られ、駅から自宅に帰り、そこから風呂に入って明日に備えるという一連の流れは、すこし疲れを連想してしまうところがありますね。
でも、私は夜行列車なので、乗る−寝る−仕事と、一見しんどいようですが、慣れると悪くないです。

明日は、朝10時から東京駅周辺でアポがあるので、サンライズにて大阪から夜に発つ事にしました。

↓大阪駅にて
↓→シングルツイン
↓→→普通電車と併走

ミサワホームと連携して作ったという個室は、なかなか快適でした。
ソロは、天井空間が狭いということですが、今回はシングルツインだったので、その点も問題ありません。
ただ、個人的には個室より4人用の開放された寝台のほうが好きですね。

2005年06月21日

アメリカンエキスプレス勧誘

アメリカンエキスプレスから、知人を紹介してくれ風の封書がやってきました。
なにやら、アメリカンエキスプレスカードとアメリカンエキスプレスゴールドカードが、年会費無料にて入会できると言うものだそうです。よく、空港や駅などでブースを出してやっているやつです。
今回は、ゴールドカードも無料だと言うことだったので、空港のやつよりは特なのかもしれません。(空港のやつでもゴールド無料だっけ?)

ちなみに、今回はプラチナカードの申込も紹介で可能とのことで書いてありました。がしかし、年会費はしっかり取られるとのこと。一般カードを利用していなくとも、いきなりプラチナカードをもてると言うことだけのメリットのようです。、いきなり8万円以上の年会費払えなんていうのも、難しいものがありますね。
ということで、今回は前からプラチナカードに興味があるって言っていた人だけ、声掛けしておきました。

2005年06月06日

Eチケット

突然ですが、明日から上海に出張ということになりました。
中国でのホスティング展開も本格的になり、踏み込んだ打ち合わせをするために急遽決定しましたものです。

ということで、早速ウェブでチケットを取ったのですが、最近はEチケットのおかげで非常に便利になりました。4/11の「上海行きのチケットにて、あまりメリットが無いなあと言っていた訳ですが、ぎりぎりの予約の場合には航空券を受け取る必要がなくなることが非常にメリットであり、改めて便利さを見直しました。

さらに、9月末までの出発分については、1,000マイル付与されるようで、これも魅力です。

2005年05月26日

ヘラクレスが新規上場受付を停止

以前からシステム障害が続き、売買の約定データ配信の遅れが慢性化していた大阪証券取引所が、ひっそりと大きなプレスリリースを出しています。

ヘラクレスへの今後の新規上場申請の取扱いについて

ネットバブルの最中に、前身のナスダックジャパンとして開所したヘラクレスは、東証のマザーズと並んでベンチャー企業がIPOするための近道として、大きな役割を果たしてきました。
もちろん、当社顧客の主要層も、多くはベンチャー系のIT企業であり、それらの企業がIPOでの資金調達により大きな成長力を得て、事業規模の拡大を図り、当社の売上を向上させる原動力になることから、注意深くこの事態を見ています。
また、今年に入ってマザーズが審査体制を強化し、実質ベンチャー企業を締め出すような行為が続いていることから、事態にはかなり心配しています。

2005年05月20日

アメリカ人の食生活

アメリカに出張して3日目となりました。とりあえず、午前中に最後の打ち合わせが終わり、今は現地時間の11:00頃、やっと明日帰国です。(TGは、木曜日に便が無い・・)
さて、この3日間はロスで食事をしたわけですが、ちょっと感想を述べたいと思います。

まず、アメリカ人の大好きな肉ですが、昨日行ったステーキ屋が最高でした。最高といっても、Very goodな、わけじゃなくて、いわゆる「アメリカ人の食べる肉」を見事に具現化したようなものを体験でき、気分が最高だということです。肉は硬く脂身は無い。そして厚さが4cmくらいあり、肉の味しかしない。おまけに、付け合せのポテトや豆もまったく味付けがされていない状態です。
よく、アメリカの食卓ではソースやらケチャップやら、山のように並べられていますが、味付けしたくなる気もわかります。何せ、何も味つけがなされていないのですから。ただ、いかにも不健康そうなソースだったので、塩だけにしました。
今回は、$14のサーロインステーキを食いましたが、あまりの不味さに残してしまいました。いつも飯を残さないのが信条なので、とても残念なことです。;-)
まぁ、話のネタに出来るような、典型的なステーキの体験でした。

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2005年05月16日

定価?格安?航空券

最近海外出張が多くなっています。
そこで、チケットの手配を行う機会が増えてきたのですが、同区間における航空券の価格のばらつきに、改めて驚かされます。

例えば、関西空港から中国(上海浦東)の往復チケットの場合、エコノミークラスにおける定価は141,600円となります。ちなみにこの定価ですが、普通運賃とかノーマル運賃とか言われるもので、通常はIATA(国際航空運送協会)により公示されているものです。
このチケットは、もっとも制限がゆるく、予約変更は、有効期間である6ヶ月以内であれば自由に可能であり、キャリア(エアライン)も自由に選択・変更することが可能です。また、払い戻しの際も若干の手数料のみで可能です。

次に、PEX運賃と呼ばれる正規割引運賃があり、どのエアラインでも利用可能なIATAペックスと、エアライン毎に設定される独自のものに分けられます。独自の正規割引としては、ANAの「ゲット」、JALの「悟空」などが有名でしょう。
ちなみに、先ほどの上海浦東往復においてゲットを利用する場合、125,000円となります。

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反日の影響なし?4月の売り上げ好調

今年の4月に中国において大規模なデモが発生しました。
私はその最中に中国上海へ出張しており、さほど影響は無いのでは?とのコメントを書きました。

結局、さほど影響は無いようです。もちろん、この先は流動的ではあるので、注視する必要がありますが、ひとまずは安心です。

記事: http://www.asahi.com/business/update/0516/106.html?t

BLOG: カントリーリスク(2005/5/9) | 中国出張(2005/4/20)

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2005年05月15日

読売新聞の不適切な発言に対するお詫び

先日発生した福知山線脱線事故において、記者会見中にヒゲの記者がわめき散らしていたことは、記憶に新しいところです。

この行為に対して、記者の所属する読売新聞社より、お詫びの談話が出されていました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050513ic01.htm

インターネットにより個人間のコミュニケーションが密になったことから、報道機関の不適切な対応がようやく監視されるようになりました。ひとえに、個人の情報発信が発展した結果ではありますが、このように認められる新聞社があることは驚きです。
謝罪して当然の行為なわけですが、このような声明が出されたことは、非常に喜ばしいことでしょう。

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大阪の街

先日、北浜にある三越百貨店大阪店が閉店しました。315年という長い歴史が閉じられた時でした。
店は早速看板がはずされ、今日通りがかったときも工事の真っ最中でした。

その昔、大阪の堂島や中之島の界隈には、住友家や鴻池家といった豪商の蔵屋敷が立ち並び、天下の台所という名に恥じない商いの町となっていました。また、また、豪商の淀屋邸前では、米手形を基にした米市が開催され、その手形を転売することによる先物市場が形成されていったといいます。
このように大阪の地から、日本独特の商習慣が形成され、世界と比べても恥じない市場経済が生み出されました。

しかし、大阪という町自体、江戸時代の終焉と共に、衰退の一途をたどります。
1年ほど前、JR大阪駅の構内にある日本旅行の店舗内で、菱垣廻船を紹介するパネルが掲示され、大阪の昔の姿を紹介していました。その写真の中で、大阪の街は発展途上ながらも、力強さを見せ付けていました。多くの蔵が立ち並び、商人は事あるごとに祭りだ宴会だと、遊びまわります。もちろん、多くの演劇場が設けられ、楽しんだようです。
たまたま、一緒にパネルを見ていた年配の方(年のころ80歳くらい)が、パネルを見ながら大正の時代の話をしてくれました。そのころでも、まだハッピを着た人たちが、気忙しく働いていたそうです。しかし、そのころに比べて、すっかり大阪の街は活気がなくなったとおっしゃってました。

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マニカ

昨日、関西テレビ(8チャンネル)において、「世界がもし100人の村だったら」という、有名な書籍の名前を冠にしたドキュメンタリーが放映されていました。しかし、途中までこの番組を見たものの、結局なぜこの番組名にしたのかがわかりませんでした。

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。 なぜならあなたの事を思って,これを伝えている誰かがいて, その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。

今記したのは、原著に含まれる有名なくだりです。
そもそも、私はこの話は好きではありません。わかりやすく不公平を表現し、無知の悪を理解するには絶好の尺度であるとは思います。しかし、私はそれほど聡明な人間ではありませんので、「自分より悪い境遇の人はたくさんいるのだから、安心しろ」と見えるのです。まるで「上見て暮らすな。下見て暮らせ」です。
少なくとも、自らの優越を再確認し上から見下すような詩なのに、問題提起に繋ぐような使用方法は、そもそもそぐわないのではないでしょうか。

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2005年05月11日

実は裏付けの無い最高速度

今回の事故でしきりに取り上げられている速度超過ですが、福知山線で設定された各地点の速度制限が、そもそも根拠のあるものなのかどうかということが、気になるところです。
というのも、ご存じない方が多いと思いますが、鉄道における最高速度については、転覆や脱線といった観点はなく、緻密に計算して設定されているものではありません。唯一、法令での基準があるとすれば、「踏み切りのある路線においては、非常ブレーキ後600m以内で停止しなければならない」と言う、国土交通省から出された技術基準だけです。つまり、600m以内で停止さえ出来れば、運転計画として作成することにより、いくらでも高速化することが可能です。
つまり、国土交通省はJR西日本の高速化について、明確な基準による指導が出来ない状況であったことがわかります。

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2005年05月10日

福知山線の復旧とATS-Pの設置

先日の列車脱線事故から、2週間が経ちました。いろいろと報道がなされ、少しづつ状況や背景などが分かるようになってきました。
その中で、「速度超過」と「ATS-P」というキーワードが注目されています。事故の原因と、防護できた可能性ということでよく出てくるわけですが、結局は遠因といえる体質に無理やりつないでしまっています。もちろん、体質にも問題があるのは明らかで、私もそれについては述べてきました。
しかし、速度超過を「厳しい労務管理」、ATS-Pを「安全投資抑制」という観点からつないで、『体質だ!』とJRを批判することではなく、実際にどういう影響を与えたのかを掘り下げていくことが重要です。

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2005年05月01日

脱線するほどのカーブの理由

la3751氏より、ダイヤは過密ではないに対するコメントにて、「現場のカーブなどはかえって急カーブとなったなどとも聞きますが、どうしてなのでしょうか」とのご質問を頂きました。
4/25の列車事故において記述していたカーブの付け替えについて、朝日新聞や毎日新聞などのマスコミでも取り上げられ始めましたが、その理由についてはそれほど言及されていない状況です。その為、今回はカーブがなぜ作られたかと言う観点で話をして見ます。

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2005年04月30日

ダイヤは過密ではない

尼崎の列車脱線事故について、福知山線のダイヤが過密であった旨の報道がなされています。
しかし、福知山線のあのあたりでは、一番本数の多い7時代でも1時間に16本程度しか走りません。これは、大阪や東京などの大都市においては、それほど多い数字ではありません。
増してや、今回の9時あたりの列車は、1時間に12本程度です。これは、大して大きい数字ではありません。
東京のJR山手線とか大阪の地下鉄御堂筋線は、2分未満の運行間隔であり、1時間に30本以上やってきます。これに比べれば「過密」ということは言えません。

私は、過密ではなく、ダイヤの複雑さと余裕の無い運転時分が問題ではないかと思っています。
事故の原因は、私にもわかりませんので議論しませんが、今回はダイヤに限って話をします。

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2005年04月28日

日勤教育

JRの日勤教育の実態について、報道がされ始めました。
4/25の列車事故と、4/27のJR西日本社員の記事で書きましたが、現場へのプレッシャーは非常に高いことを、以前から聞いていました。
現状の報道姿勢は、好きではありませんが、運転士の糾弾のような雰囲気が若干収まったようで、少し安心しました。

今回の事故で、運転士が生き残ったとして、やはり刑事告訴は避けられなかったとは思います。しかし、個人を追及しても、問題は全く解決しません。それよりは、経営者が安全を軽視する、いや安全はデフォルトで付いてくるといった考え方を変えなければ、根本的な解決には至りません。
多くの方が亡くなられ、大きすぎる代償となりましたが、信楽高原鉄道事故や救急隊員死傷事故などでも変われなかった体質が、これを機に変わることを期待します。

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2005年04月27日

JR西日本 vs 大手私鉄

TVで、関西圏におけるJR西日本と大手私鉄の競争が出ていました。
その中で、スピードのJRと値段の私鉄と言うのが出てきます。
しかし、確かに通常の切符であればJRの方が高価ですが、定期の場合にはJRが安くなってしまいます。

例えば、大阪から三ノ宮に行くことを考えて見ましょう。

鉄道会社 時間 運賃 定期
1ヶ月3ヶ月6ヶ月
JR 21分 390円 11,960円 34,100円 57,450円
阪急 27分 310円 12,480円 35,570円 67,400円
阪神 29分 310円 12,480円 35,570円 67,400円
※阪急と阪神は、大阪−三ノ宮であれば、どちらか路線の定期でも、共通で利用できます。

今回事故を起こした宝塚からの列車も、普通運賃なら阪急の方が50円安いのですが、定期の場合1ヶ月なら9,760円と11,010円でJRの方が安く、6ヶ月に至っては46,870円と59,460円で、JRの方が1万円以上安価です。

すなわち、速くて安い。食堂と違って、おいしいとかまずいとか定量的に図りにくいものと違い、はっきりと勝負が付く要素です。こうなると、沿線の住民はJRの駅が遠いなどの理由が無ければJRを選択しない理由はありません。

ところで、先ほどの大阪−三ノ宮間はJRの線路のほうが直線が多く、格段にスピードを出しやすい環境にありますが、福知山線に限って言えば並行する阪急に比べて格段にいいということはありません。それでも、スピードアップを続けていたことは、少々怖くも感じます。

JR西日本社員

昨日、JR宝塚線の快速脱線事故に関する記事を書きました。 → 2005/4/27 列車事故
予想以上の規模の大きさに、ただただ驚くばかりで、犠牲者のご冥福をお祈りします。

今日、私の友人からメールをもらいました。「もう大変だ。うちの会社はどうなってしまうのだろう」という内容です。私が、JR西日本に勤める友人に、仕事は大丈夫かとメールを送った返事です。
あれほどのことが発生してしまい、現場の人たちは本当に動揺し、精神的に不安になっているようです。
鉄道に興味のある私としては、JRで設備を担当している彼から、現場の話は聞くことがありますが、やはり各路線の速度アップに関する話は、よく聞きました。
社是として、スピードアップを標榜し、他の私鉄から客を奪ってきたわけですが、現場にはかなりの無理を強いていたようで、多くの社員が負担を感じていたようです。

今回の事故で、社員も大変です。
もちろん、社会に責任のある会社として、社員が一丸となって、事故に立ち向かっていくことが大事ですが、野次馬のような当事者でもないマスコミによって、遺族も社員も余計な負担を強いられているように見えます。そういえば、突然泣き出してしまった社員がいましたが、相当な精神的負担でしょう。
揚げ足を取るような言動を繰り返す記者の様子を見ていて、個人的にはあまりいい気がしていません。
ただ、JR西日本の対応にも、マスコミと同様に解せないものがあります。
JR西日本は、事故の際、常に自らの責任を回避することに尽力しているように見えます。そして、どうしようもないと思ったときに、突然謝りだしたりします。
信楽高原鉄道(SKR)の事故の際にも、SKR側はすぐに謝罪したものの、JR西日本は最後まで訴訟で対抗しました。救急隊員の事故の際も、最初は責任を回避するそぶりが見え隠れしていました。
裁判のことを考えると、そういった態度に出てしまうことも想像できますが、「公共交通機関」などと証するのであれば、このような態度は到底理解されるものではありません。
例えば、今回の置石の件についても、「うちには責任が無い」という風に、見えた人も少なくないと思います。

会社を作るのは社員ですが、JR西日本の場合は、会社の構成員たる社員は、本当に安全を第一に考えられるような環境にあるのでしょうか。会社が自分のことを守ってくれているという意識を社員がもてず、名実共に使用人になってしまった時点で、JR西日本は一流企業ではいられなくなります。

ところで、そろそろ「定時」「高速」について、よく考え直したほうがいいのではないでしょうか。JALの件でもJR西日本の件でも、スピードアップと定時性が引き金になっていることは疑うべくもありません。
この狭い日本。国民性とはいえ、安全が担保されないまま、満足していても仕方が無いですよね。
もちろん、交通事故の遭遇確率と比較しても、極めて低い確率ではあるのですが・・・

2005年04月26日

中国におけるフィルタリングの実際

先週のBlog記事において、「中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に」と銘打ち、中国のフィルタリング事情を解説していました。
→ 4/22の記事「中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に

そのほかのサイトでも、いろいろと紹介されているようですが、先日の4/22に上海からの帰国前に少々時間があったため、検索などの実験してみたのですが、その結果まとめてみました。

まず、中国共産党がもっとも神経を尖らせているもののひとつ「中国労働党」について検索を行う実験をしました。右の画面は、労働党の中国での表記である「工人党」を Google検索したものです。
見た限りでは、特に制限を行われていることも無く、通常通り表示がされています。

先ほどの場合は、ただの労働党だけだったので、世界各国の労働党が出てしまいましたが、今度は「中国工人党」という文字列で検索を行ってみました。
すると、やはり問題なく表示されます。
ただし、先ほどと異なるのは、なにやら怪しそうな中国政府に不利益をもたらしそうなfreechinaなるURLが、検索結果に見えてきました。こんなものを中国政府は容認するのかいと思いつつも、問題なくリスティングされています。

そこで、実際の内容を覗くべく、Googleのキャッシュを覗いてみることに。
・・・
すると、なんということでしょう!ページが表示されないではありませんか。
中国に持っていっていたのがノートパソコンであり、実際にどのようなパケットが返されたのか分からず、大変残念な思いをしたのですが、とりあえず、表示されないことだけは確かなようです。
ちなみに、VPNで会社に接続して確認したところでは、問題なくキャッシュが表示されます。
日本の皆さんも大丈夫かと思います。→Google検索

次に、最初検索した「工人党」を再び検索します。
すると、なぜか出てこなくなりました・・・。

おまけに、「共産党」と検索しても表示されません。そのほかの日本語キーワードまでが検索できなくなってしまいました。
HTTPアナライザがあれば詳細が分かったのですが、タコのMSIEなのでエラーがまったく分からないのが残念です。

しかし、トップページは表示されるのに、全ての検索ができないとは変です。
なぜだろうと思い「フィルタを行っている機器はL3〜L7に対応したスイッチ式のセッションでの判別をするタイプではないか」と仮定し、ブラウザを再起動することにしました。
セッション管理の場合には、既に開通しているセッションについては制限が掛からず、新規のセッション(新しい接続)に対してのみ制限が掛かるということにも説明がつきますし、MSIEのキープアライブタイムアウトを考えると無い話ではありません。

そこで、ブラウザをいったん終了し立ち上げなおしてみました。
私のMSIEは、ホームをGoogleにしているのですが、見事なまでにエラーとなってしまいました。
やはり先ほどの仮定は正しいようです。私のIPアドレスからは、Googleを使えなくなってしまいました。
ちなみに、VPNで会社に接続すると、Googleはちゃんと表示されています。

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2005年04月25日

列車事故

皆さんご存知の通り、福知山線(JR宝塚線)で、大きな列車事故(脱線事故・転覆事故)があったようです。

私は、以前宝塚に住んでいましたし、その前はJR宝塚線の終点である篠山口にも住んでいたため、非常によく乗っていた路線でした。それだけに、あれだけ現実離れした惨状が広がっているのが、信じられない状況です。
そもそも、JR宝塚線の尼崎駅へのアプローチは、1997年の東西線開業時(篠山口までの複線化完成)の大幅なダイヤ改正を行った際に、線路も付け替えを行いました。そして、もともとは塚口駅から旧尼崎港駅(福知山線開業時の始発駅で当時は尼崎駅と呼ばれた)までの直線部分から東海道線に渡り線として付いていた線を、下り線に併せて右に大きくカーブするような線形に変更したのです。
その為、私も印象深く、現場については良く覚えています。(マンションが建っているのは知りませんでしたが)

すなわち、下り線だけが走っていた敷地に向けて上り線を曲げるものだから、かなり急なカーブが形成されてしまうことになります。これは、下記の写真の方を見てもらえればよくわかります。もちろん、下り線の方が内側コーナーなので角度は急ですが、東海道本線との分岐点からスピードが上げられないため、さほど危険はありません。しかしながら、塚口側はもともと直線で東海道本線近くまで直線で行く線形になっていることから、スピードがのりやすく、ましてや回復運転中であれば危険な状態になることも想像に硬くありません。
20050425-derail1.png

20050425-derail2.jpg
ただ、私はスピード違反だけの問題ではないと考えています。
「いつもより速度が出ていて、怖かった」という声が多く聞かれますが、JR西日本のアーバンネットワークの主要路線に乗車したことがある人なら、少なくとも速度に関する危機感を持ったことがあるのではないでしょうか。
代表的な例としては、東海道本線の新快速が挙げられます。
新快速は130km/h走行を武器に「速達性」をアピールし、並行する私鉄から客を奪い返しました。しかし、乗車している客は、大概「この電車ちょっと速すぎへんか」と言っています。そりゃ、130km/hも出せばかなりの速度で、東京で速いといわれている京急でさえ、せいぜい120km/hです。この120km/hの速度制限は、JR宝塚線では普通です。
さらに、新快速の中の人の会話はいつもこうです。「この電車ちょっと速すぎへんか?」「でも、阪急よりだいぶはよ着くし、安いし得やで」「ほんまやなぁ」。
なので、直線部分で速いと感じたとしても、それは加速や減速が乱暴だったという運転手のテクニックから「あれっ」っと思った部分もあるのではないでしょうか。

ところで、先ほど急なカーブの話をしましたが、JRが発表している133kmの通過速度上限については懐疑的です。というのも、新幹線程度の精度が無ければ、カーブレールの継ぎ目は若干「しなり」により、完全な連続的曲線になり得ません(もちろん、目で見てすぐに分かるようなものではありませんが・・)。これが、70km/h以下であれば問題にならなくても100km/hを超えると、振動となって車体に伝わります。これに車体が反応してしまうと、浮き上がる感覚が体に伝わります。
新快速の場合も、たまに浮き上がるような感覚がありますが、今回のR300のような急なカーブでなければ、脱線と言う事態にはなりません。
しかし、今回はR300のカーブだったことを考えると、JRが想定する速度より低くても、フランジがレールを超えてしまう可能性はあるでしょう。そうなると、今回のような最悪の事態が想定されます。

また、運転手が落としきれなかった速度にびびって、カーブ部分で非常ブレーキをかけた可能性もあります。この場合、レールを転がることによって逃がしていた力が、逃げ場を失って、机上の133km/h以下でも、脱線させてしまうことがありえます。増してや、現場の映像を見る限り護輪軌条も見当たらず、事故車両である207系はボルスタレス台車なので、日比谷線の事故のときと同じ状況が発生しうるわけです。

福知山線はこの15年で大きく変わりました。
15年前に篠山へ引越ししたときは、まだ2両編成の篠山口行きと、4両編成の宝塚行きが、のんびりと走っている状況でした。しかし、いまは篠山も市制が敷かれ新三田以北の複線化も行われました。さらに、京都の南部も京田辺市の市制施行などが行われ、97年には念願のJR東西線が開通し、福知山線と片町線はひとつの鉄路として結ばれました。
これにより、本数も増えダイヤも過密になり、また尼崎駅への新快速停車による利便性の向上により、福知山線がローカル線でいられなくなってしまったのです。しかし、設備といえば昔のまま。今回事故を起こした207系は、ローカル線色濃い福知山線にとって、唯一アーバンネットワーク加入を誇示できる大切なアイテムのひとつでした。いままで、主要線区のお下がりばかりだったのが、「主要線区」に仲間入りしたのです。
しかしながら、ハードだけでは何事もうまくいきません。JR西日本の駅には「ハートアンドアクション」と掲示しています。これを遂行しなければ、駅に掲げている理念もタダの額縁となるのでしょう。

JR西日本では、列車の遅れにとても敏感です。特に東海道本線については、「阪急」「阪神」「京阪」の3社と戦うことになり、特にそうです。
例えば、塚口から京都に行くとして、いく方法は2種類考えられます。一つ目は阪急の塚口で乗車して十三で乗り換えし京都へ行く方法です。もうひとつは、JRの塚口駅で乗車し、尼崎駅で乗り換えし、京都へ行く方法です。
この際、尼崎駅に延着してしまい、乗客が新快速に乗り遅れると、到達時刻は阪急と変わらない場合があります。ただでさえ、「速さ」で売っているJRとしては遅れは何があっても抑えるべきであり、特に尼崎駅連絡は核となることから敏感になるのです。
そういえば、数年前に救急隊員を死傷させた事故の現場も尼崎駅の近くです。

そんなことがありながらも、安全を犠牲にしながら、今日もスピードアップに励みます。
ところで、JR西日本では、1分以上の延着は減俸の対象です。その歯車のハザマで自殺する人も多いと聞きます。
以下のページは、JR総連の主張です。労組なので、100%信用してみることは危険ですが、ココだけでなく、良く聞く話です。
http://www.jr-souren.com/statemnt/tusin492.htm
運転手を攻める意見も多く、なぜ「オーバーランをしてしまった運転手を乗務させているのだ」という意見がありますが、これは筋違いで責めるべきは無理なダイヤを遂行しなければならない環境を作る会社側で、先頭車両に乗車し、運転手が速度制限を舐めるように走る様子を見ていると、とてつもないプレッシャーを受けているように思うことがあります。

ところで、今後も私はJRのほうが速いので、選択してしまうでしょう。
例えば、大阪から明石まで、JRなら30分ですが山陽電鉄なら1時間かかります。それも料金はJRの方が安いくらいです。宝塚にしてもそうです。阪急は特急が出来てもなお遅い。全く話になりません。

今日も、安全と引き換えに、利益を追求するJR西日本があります。今回のことを機に、本当に変われるかどうかが問われます。体質の改善なくしては、現場だけに災害の原因をなすりつけ、延々と事故を起こし続けることになるでしょう。やはり事故の原因は体質であると思われます。
次があるとすれば、私もさすがに選択の余地はありません。

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2005年04月22日

中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に

→ 2005/4/26 Part2ができました「中国におけるフィルタリングの実際

中国では、体制批判やアダルトコンテンツに対する規制が、他国に比べて徹底していることは、皆さんご存知のことかと思います。また、報道機関には必ず国家安全局の職員が詰め、報道は中共によって驚くほど「適切」な対応がされているのも有名な話です。

そのような中にあって、中国においてはインターネットに対するフィルタリングが、徹底して行われていることはご存知でしょうか。
Googleで検索すると・・・

もちろん、中国から国外への閲覧制限が存在することは、知る人も多いと思いますが、予想をはるかに超える国家レベルのシステムが構築されていることは、あまり知られていません。
いま、中国においてホスティングを展開しているのですが、日本国内に存在するさくらインターネットのデータセンターに存在するサーバが、しばしば「中国からのみ」アクセスできなくなります。これは、バックボーンレベルで行われるもので、ブロックされた日本側のサーバから中国のIPへtracerouteを行っても、如何なるIPに対してもアクセスはできません。

詳しい方は、追記の(1)〜(4)をご覧になればわかりますが、IPがブロックされると日本側からのパケットは中国本土に上陸後にすぐ封鎖され、水際で排除していることがわかります。また、中国のホテルのインターネットからは、5ge2-ip-gb-012.online.sh.cn [218.1.4.137] において、経路が振り分けられ、最終的にはパケットが到達できない旨の表示がなされます。

インターネットにおいては、さまざまな方が推測をかかれていますが、フィルタは国際ゲートとアクセス集約ポイントの2種類で行われていると考えられ、フィルタの操作は国家安全局の職員が行っているそうです。これにはキャリアの担当者が関与することができず、どのIPにフィルタが掛けられたか、理由が何かということは知らされることがありません。
なお、国家安全局はこのようなことが行われていることは公にしておらず、直接コンタクトを取ることができません。唯一出来るとすれば「度が過ぎた行為による強制捜査の際」だけです。

ちなみに、中国においては、アクセス系の事業者は必ずフィルタ装置を設置し、それを国家安全局の職員が操作できるようにしなければならないようで、且つアクセス系の免許は内国会社にしか発行されない状況であり、外国会社が半分以上を出資する場合は内国会社でも免許は発行されません。
さらに、中国から海外への接続を持っている会社は、北中国のCNC(China Netcom)と南中国のCT(China Telecom)のみであり、これらの会社は国営企業です。

このように、確実なブロック体制を敷き、キーワードベースの監視を行い、問題があった場合はすぐに全国の拠点へ連絡し、すぐさまアクセスが封鎖されます。
また、監視対象のドメインの場合は、Aレコードの向き先を常に追跡し、変更された場合はすぐにフィルタが行われます。
たとえば、警戒対象のキーワードがマッチすると、早い場合には数分後にフィルタが行われるため、ほぼ確実にアクセスは封鎖されることになります。

最近では、フィルタリングの傾向を中国内のホスティング会社が追跡し、自社で同様の対策を行って、ブロックされることが無いような対策を取ることも増えてきました。もちろん、海外にあるサーバとは違って、中国内から中国内へのアクセスについてはすぐさま封鎖されることも無いようですが、国際ゲートのみならずアクセス集約ポイントで封鎖する態勢がすでに整っていますし、悪くすれば公安が直接やってくることになるので、やはり敏感にならざるを得ないようです。
すなわち、ホスティング会社が国のブロックに加担せざるを得ない状況が醸成され、フィルタと言論統制のシステムは、極めて正確で充実したものとなってしまっている状況です。

社会主義には無いような自由があるようにみえても、体制批判、チベット問題、アダルトには、驚くほどに確実な体制が敷かれ、とてつもなく深い黒い影を垣間見たように思いました。

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2005年04月21日

総領事館

上海の街もデモが嘘のように平静を取り戻しているのは先日書いたとおりですが、唯一領事館だけは無残な姿を晒しており、あまり愉快な気分になれる状況ではありませんでした。
ホテルの近くであることから、通りがかりに見たのですが、報道されているそのままの壁面が露出し、デモの雰囲気をまったく感じさせない周囲の様子との対比が、暴徒化の怖さを見せ付けられる思いです。

下の写真は、通りがかりに遠目から取ったものですが、夜御飯の後で様子を見てみると、まばらな警官の奥ではっきりとペンキなどでの攻撃跡が見える状況でした。
中国では報道されていないデモと対比させて、通りがかり人々は、この館をどのような思いでみているのでしょうか。
非常に残念なことです。謝罪の一言も出ないということに、基本的な礼節という観点から、理解が出来ません。

※写真は、1枚目が遠景で、2枚目がズームですが、2枚目はぶれてしまっています。
1枚目はクリックすることにより拡大しますが、道路側にあたる左のほうに汚れが目立っています。
 20050421-china2.jpeg

2005年04月16日

上海でも反日デモ

上海でも反日デモが発生し、暴力行為まで発展したようです。
そもそも、上海に戸籍のある中国人は、裕福な人が多く、このようなことをするようには思えないのですが、地方から出てきている労働者や学生がたくさんいるという話は以前から現地スタッフに聞いたことがあり、おそらくはそのような人たちの不満が日本に向いてしまったのでしょう。
これは、マスコミが報道している内容と、同じような意見でもあります。

ただ、商都である上海でこのようなことが発生すると、中国側が利することは全くと言ってもいいほど無いはずで、この後どのように中国が出てくるのか、興味深いところです。
とりあえず、来週の出張が心配ではありますが、そのような所には近づかず、空港、会社、ホテルから外に出ないように対策をすることが重要でしょう。
どうも、襲われた日本人もデモを見てた人のようで、「自己責任論」が叫ばれる中にあって、やはり自己責任を考え、行動しなければなりません。襲われた人は気の毒ですが、デモを見たら逃げるくらいの、意識は持っていたほうがよさそうです。
情けない話でありますが、それが現実ですから。

2005年04月09日

中国のデモ

中国で、デモが活発になっているようです。
上海への出張の予定が入っているので、程々にしてもらいたいものですが、大使館への投石まで始まり、どうにもならない様子。このまま、継続しないことを願います。

しかしながら、大半の人はただの野次馬なのでしょうが、右翼的勢力が煽ることによって、先鋭化していった状況が、容易に想像できます。
日本にせよ中国にせよ、これだけ右翼的な勢力が前面に出てくると、悲劇的な結果にもなりかねず、早期の収束に両政府の最大限の努力が必要不可欠であることは、疑うべくもありません。

2004年12月16日

シティバンク

最近金融庁からターゲッティングされているシティバンクに、口座を開設してみました。
プライベートバンキングを利用するほど預金残高も無いですから、とりあえずはキャンペーンレートの外貨預金でも利用してみようかと思っています。
もちろん、$の具合にはよりますけれどね。

2004年12月07日

seesaa & mixi

今日は東京へ出張し、blogのseesaaさんと、SNSのmixiを運営するeマーキュリーさんを廻ってきました。
両社とも先日からさくらインターネットのハウジングサービスを利用頂く事になったお客様で、挨拶がてら営業部長と技術部長と共に3人で伺いました。

seesaaさんは最近引越しをして新しい事務所になったようで、そちらを訪問。回線の話やblogシステムの話など、かなり細かい話をしてきました。
blogサービスとしては大手で、先日からうちへ移転してきた宮川さんのbulkfeedsでも、かなり上位の方に位置するようです。私の行きつけの居酒屋のマスターも、ここでblogを書いているようです。最近、blogがはやりなので、がんばってもらいたいものです。
そういえば、昔はJUGEMさんもうちにおられたのですが、親会社のGMOへ移転されました。移転後はトラブル続きのようで、少々心配しています。

次にeマーキュリーさんへお伺いしたのですが、mixiのシステムを作っているidが1番のバタラさんと、社長の笠原さんの2人とお話をしました。
今回は、ほとんど雑談で、先日あったmixiのスウィーツコミュニティ?のオフ会のお土産を貰った話などを聞き;-)、あとはサーバ負荷の問題解決とか、日記の全文検索のアイデア交換など行いました。
なかなか楽しいひと時でした。

この後、東京事務所へ向かい、システムの担当者と販売管理システムの打ち合わせを行い、担当者と技術部長と3人で夜飯を食った後、大阪へと帰路につきました。

日帰り出張はちょっとつらいですね・・。

2004年12月06日

bulkfeeds.net

先日からうちへの移転作業を行っていた宮川さんのbulkfeedsが、作業完了したようです。
おお、検索が速くなった。

最近、BLOGのseesaaやSNSのmixiをはじめ、有名なサイトがいろいろとうちを利用してもらえるようになって嬉しい限りです。

2004年12月04日

AMEXのトラベルサービス

昔、会社を始めたときは、三井住友VISAも、JCBも、とにかくクレジットカードを作ることができなくて、毎回「不幸の手紙」となって返ってきたわけですが、そんな折に街頭で「アメリカンエクスプレス10ヶ月無料の入会キャンペーン」というのをやっていて、その時からAMEXを利用しています。
ちょうど私が入会した2000年頃からJCBとの加盟店提携が始まり、多くの店で利用できるようになったことから、周りから言われるほど利用できる店に困ったことは無く、まあ始めてのクレジットカードでもあるので、メインで利用しています。(といっても他に所有しているのは新幹線の予約専用のエクスプレスカードだけですが・・)

今回、海外出張の際のチケッティングに、一回も利用したことのなかったトラベルサービスを始めて利用してみました。今までは、全て管理部のほうでお願いしていたのですが、手間を取らせてしまうし、なにせカードで取ればポイントがつくということで、活用しない手はないということです。
AMEXの場合、特定のエアラインだけですがエコノミークラスの正規運賃チケットを購入するとビジネスクラスへ無償アップグレードしてくれるサービスがあって、遠距離の場合にはかなり得します。
もちろん、エコノミーとはいえ正規運賃では格安航空券に比べてかなりの価格差がありますが、出張の場合には予定が変更できなかったりエアラインを変更できない格安航空券は使いづらいので、このアップグレードは密かに重宝します。
ただ、今回お願いしたソウルと上海のものは、アップグレード特典を受けられるエアラインがなく、残念ながらビジネスクラスの正規運賃チケットになってしまいました。次の機会に期待しよう。

ちなみに、このトラベルサービスは、24時間365日受付してくれるのと、カード会員以外の同行者にもかなりの額の保険や海外での日本語対応が標準で付帯するという利便性があり、IATA協定運賃の場合は、かなり重宝するものでした。

2004年11月18日

DREAM GATE

今日、DREAM GATEへの誘いを頂きました。
誘ってくださったのは、以前大阪市の産業創造館にてあきない・えーどというベンチャーの集まりをもよをしていた際にお世話になった、吉田雅紀さんです。
どうやら、DREAM GATEのチーフ・プロデューサーをされているそうです。
常に起業について熱く思いを語り、また起業したい方々を応援していくと言うことは、非常に感服する思いです。

思えば、あのころは、ネットバブルの真っ最中で、ITと言うだけでお金が集まる時代でした。
その後、多くの企業が消えていきましたが、その中でも成長し上場を遂げ、ますます発展していく企業も存在します。
うちもその末席と言わず、率いていく存在になるべく、がんばります。

2004年11月02日

and SAKURA Internet

以前、他所の名前を勝手に(すいません)借りて「mixi,GREE and SAKURA Internet」という記事を書いたのですが、結構多くの反響を頂きました。

結局、多くの方より話を頂き、実ったものも多かったようです。
また、フリーソフトウェアコミュニティの方への貢献も微力ながら増えてきているようで、嬉しく思っています。
困ったときにはお互い様ということで、回線やサーバに困ったときは、まず相談してみてください。
私でなくとも、誇るべきたくさんの優秀なスタッフに恵まれましたので、私でなくとも何とかできると思います。
ちなみに、非営利でやっているわけでないので、全くのメリットが見出せない場合や、無償提供や割引提供の趣旨に余りにも反する場合には、お断りすることがあるのでご理解ください。

うちとしては、無償にしろ有償にしろ、優良なコンテンツが集まってくることにより、バックボーン内のソフトウェア的価値が上がるというメリットがあって、そういったコンテンツにはお金は出せないけれど現物での援助することは、最終的にうちの利益となって帰ってくるわけです。
手放しに「どうぞどうぞ」じゃ偽善的に見えるでしょうから、うちにもメリットがあるんだよということを説明してみました。

2004年09月16日

レンタルサーバを借りる

今日は、最近レンタルサーバ界を騒がしている(はず!?)の、さくらのレンタルサーバを借りてみました。
このblogも、まあまあアクセスが増えてきて負荷が上がってきたり、またエントリが増えて再構築が遅かったり、そもそも自社が提供しているサービスの品質を体感しなければと思ったり・・・。ということで、自腹で契約してみました。

早速MTをインストールしたのですが、blogの再構築が劇的に速くなり感激。というか、もともとのサーバが遅すぎるという噂もありますが・・・。

とりあえず、今は「さくらのレンタルサーバライト」を利用しています。
しかし、ログインができないので、玄人には少々面倒な感じです。

ただ、皆さんご存知ですか。
先日からファイルマネージャで圧縮ファイルの展開ができるようになっています。
ライトでもそれを使えば、なんとかなる。(はず)


ということで、blogのURLが変わりました。
新しいURLは、 http://tanaka.sakura.ad.jpです。
RSSファイルは、http://tanaka.sakura.ad.jp/index.rdf です。
ブックマークの変更よろしくです。

2004年09月14日

SNS

最近、うちの車内ではSNS(ソーシャルネットワーク)が流行っているようです。
かく言う私も、GREEとmixiにはアクティブに出入りしているのですが、ハマるとなかなか面白いものです。

今日は、うちのCEO兼社長である笹田さんも登録したようです。
ちなみに、彼は私にとって最も重要なパートナーであり、さくらインターネットのバックボーンを将来像として提唱し実現させた人間です。DIXを始めとしたさくらインターネットの強みと言える「インフラ」部分、プラットフォームサービスの構築に最も力を注いだ人であることは間違いないでしょう。

しかし、私と共に、コンテンツというかネットサービスに弱い。
実は、こういう会社を経営している割に、SNSやblogといった流行のサービスには、なかなかついていけずなのです。私自身も、うちの社員にInviteしてもらいはじめてSNSを始めたという、流行ってからのユーザです。

さくらインターネットを経営するにあたって、コンテンツのことのもっと勉強を進めていかなければならないということを痛感している今日この頃です。

PS.
うちのCFOもこっそりmixiに登録しているようです。(ボソッ

2004年09月08日

mixi,GREE and SAKURA Internet

最近、mixiやGREEといったSNSサービスが増えてきました。
かくいう私も、mixiとGREEそして、orkutやキヌガサといった、多種のSNSに登録しています。
これらを通じて、今まで疎通になっていた人との交流が再開したり、はたまた行方知れずだった友人との連絡が付いたりと、改めてインターネットのすばらしさを再認識したしだいです。

しかし、これはインターネット自身がすばらしいのではなくて、その上に載るコンテンツ。この場合はSNSというコンテンツが非常に充実したからにほかなりません。

昔、私が ”さくらインターネット” というサービスを始めた動機のひとつとして、自身ではコンテンツを作ることはできないけれども、その「場所」の構築なら可能ではないかということがありました。
結局、創業後に何回もコンテンツの創造を試みましたが、すべて失敗しました。損失額にすると間接的なものも入れて1,000万円を軽く超えるでしょう。
高い勉強料でしたが、自分のできること、そして "さくらインターネット" の本業はインフラサービスであって、それ以上でもそれ以下でも無いという事を認識できたことは、何事にも代えがたい価値をもたらしてくれました。
前期はそれを忠実に実行することにより黒字化を達成でき、ようやく一般企業レベルの給与を払えるようになりましたから、一定の結果は出たのかと(ひそかに)よろこんでいます。;-)

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2004年08月05日

コメントスパム

コメントスパムが酷いので、投稿できるIPアドレスに制限を設けました。

2004年08月03日

コメントの整理

blogを再開するにあたり、データベースから知らない人のコメントを全削除しました。
慣れてないのも在るのですが、スパムの類が書き込まれるということが想定外で・・。

コメントくださった方々ありがとうございます。
ここに、御礼を。(まとめてで、失礼!)
どばっと消しちゃったので必要なやつまでやっちゃったかもしれませんが、お許しを。

これからは、ちゃんとコメントもチェキします。

2004年04月30日

久しぶりの人が!

長い事休んでいた、某社員と一緒に三軒堂(近所の居酒屋)へ。
まったりしますねぇ・・・。

2004年04月18日

金沢

金沢から帰ってきたのですが、駅舎の改良工事には驚きました。
立派な駅と言ってもお世辞にはならないであろう、かなり豪華な駅が完成に近づいています。
加賀宝生の鼓をイメージしたものだそうで、30メートルあるという中心のガラスドームだけで、43億円。

金沢といえば、最近県庁が市内の中心地から海側の再開発地域に移転しました。
その規模は相当なもので、19階建ての県庁を中心に、警察本部、議会などのビルが並びます。
不況期の公共工事とはいえ、どうみても必要以上の費用をかけたであろうことは、言うまでもありません。

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2004年04月16日

地域IXは必要か?

このページを見てくれている皆さんは、もちろんインターネットを利用している事と思います。
そこで質問。インターネットって何ですか?

IT用語辞典によると、以下のようにかかれています。
「通信プロトコルTCP/IPを用いて全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワーク。」

んー、わかったようなわかんないような。とにかく、ネットワークが寄り集まってできた巨大なネットワークのことだということは、疑うべくも無いでしょう。ちなみに、ネットワークをインターネットに接続するにはどうしたら良いか・・。ISPに加入するのが早道です。では、ISPはどのようになっているかというと、上位のISP(一般的に一次プロバイダと呼ばれる)に接続するか、はたまたIX(インターネットエクスチェンジ)に接続することによりインターネットへの接続性を確保します。
ここで出てきたIX。通常IXというと、一つの交換装置(大きなスイッチングハブ)に各事業者が接続してトラフィックを交換するのですが、最近は広域IXというのもあります。しかし、今回は前者のみについて見てみます。

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2004年04月15日

一難去ってまた一難

イラクの人質解放、本当に良かったですね。
彼らがこの時期にイラクへ行っていた事への批判は出てしかるべきですが、命在ってのモノダネです。

しかし、また2人が行方不明。
日本政府も大変です。

「どれだけの人に迷惑が掛かるか考えてもらいたいですヨ」 by 福田官房長官

ウェブログ

流行のブログを始めたわけですが、ぼちぼち見てくれている人が居るようです。
先日呑みに行ったnu君を始め社内の人も見てくれてるようで。

その割に、コメントが少ない・・。(涙

最近気になるマイクロソフトのCM

最近、マイクロソフトが、Your potential. Our passion.(TM) として放映しているCMを良く見かけます。 アニメーションからBGMまで、なかなか良い出来で、興味を惹かれました。

そこで、先日マイクロソフトのウェブサイトを訪問したのですが、関連する情報はなし。 今日、もう一度見に行くと、企業情報が更新され、プロモーションの目的が解説されていました。
なるほど。

ちなみに、元々アメリカ本国で放映されていたもののようで、MS本社のページでもプロモーションの 解説があります。 なかなかのCMだと思ったのですが、日本の代理店ではなかったのですね・・。 しかし、全世界で放映されているこのCM。実は kimono というバージョンがあり、おおもとの編にも 含まれていました。 オリエンタリズムとビジネスの狭間において、日本文化が紹介されるというのは非常に興味深いものです。

以下に、各国のCMへのリンクを張っておきます。

日本 | アメリカ | フランス | ドイツ

2004年04月12日

Zebra-ISP ML

ZebraをISPで利用しようじゃないかという趣旨のMLに誘われ、subscribe しました。

2004年04月01日

Blogを始めました

巷で流行っているblogをはじめてみることにしました。
ん〜、飽きっぽい性格なのでいつまで続くのやら・・・。

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