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株式会社手嶋屋様の事例紹介

株式会社手嶋屋様 サイトイメージ

サーバ資産保有のリスクなしに複数台構成が可能
回線費用が安価であることも大きなメリット

最初は安価な共有サーバを借り、必要に応じて専用サーバを借りていきました。最初からさくらインターネットを利用していたのですが、安価であったことと、豊富なメニューがあるので会社の成長に合わせてステップアップできることが決め手でした。技術的なことは自分たちでできるので、さまざまな機能が付属したサービスよりも、速い回線とサーバをすぐに用意してくれる安価なサービスのほうが、我々には向いていると思います。

OpenPNEを普及させてSNS事業やサービスを拡大

手嶋屋は、無償で利用できるオープンソースのSNS構築エンジンとして注目を集めるOpenPNEを開発した会社だ。SNSをかんたんに無料で作成できる「So-net SNS」や医者専用のSNS「DocDoc」などでも採用されている。

同社設立の経緯と事業内容について、手嶋屋の代表取締役の手嶋守氏に伺った。

「大学在籍時から携帯電話のブラウザを開発する会社などでアルバイトをしていました。卒業後はベンチャー企業にでも就職しようと考えていたのですが、卒業と同時に起業することになりました。創業当時は、“モバイル”と“コミュニケーション”の2つをキーワードに各種ツールを受託開発していたのですが、2004年頃からはOpenPNEを自社開発し、現在ではSNSを中心とした事業を展開しています」

自社で開発したOpenPNEをオープンソースとして公開したのは、どのような理由からなのだろうか。

「コミュニケーションツールは普及しなければ意味がないと思ったからです。それに単純にSNSをASPで提供するだけでなく、SNSに付随した事業やサービスが拡大する方が重要。ベースとなるSNS自体はオープンにして多くの人に利用してもらいたいと思っています」

モバイルソフトウェア開発から現在のSNS関連事業に至るまで、コミュニケーションツールに関連した事業を行っている手嶋屋だが、インフラとなるサーバや回線に関してはさくらインターネットのレンタルサーバを利用してきた。

「我々は創業当時から、サーバ周りのファシリティや資産を自社で持たないという考え方を持っていたので、最初は安価な共有サーバを借り、必要に応じて専用サーバを借りていきました。最初からさくらインターネットを利用していたのですが、安価であったことと、豊富なメニューがあるので会社の成長に合わせてステップアップできることが決め手でした。技術的なことは自分たちでできるので、さまざまな機能が付属したサービスよりも、速い回線とサーバをすぐに用意してくれる安価なサービスのほうが、我々には向いていると思います。どんな機能があるのかをチェックしながら使うより、『サーバと回線はあるので後は自由に使ってください』というサービスのほうがわかりやすいし、使いやすいと思います。2005年には、1年間に20~30台サーバを増やしたこともありますが、お願いすればすぐにサーバを手配してくれるので助かっています」

回線面でのコストに大きなメリットがある

手嶋屋では、ユーザーへのサービス提供の場としてサーバをレンタルする場合が多い。手嶋氏によれば、多くのサーバはさくらインターネットだが、顧客の要望に応じて異なるサーバ事業者からも数台借りていると言う。

「高可用性が必要なお客様に対しては別のサーバを利用しています。24時間365日監視して、何かあったときにはすぐに復旧してダウンタイムを最小限にしてほしいと考えているお客様の場合は、我々がその管理を行うわけにはいかなくなるので、アプリケーションレイヤーまでの運用管理をサービスしているサーバ会社を使わざるを得ません。当然のことながら、この場合はお客様にそのコストも負担してもらう形になります。また、専用サーバを借りるコストはかけられないけど、ある程度のパフォーマンスは確保したいというお客様に対してはVPSでサービスを提供することもあります」

では、高可用性を求める顧客以外にはさくらインターネットで提供するメリットはどこにあるのだろうか。

「回線の安さもさくらインターネットの魅力ですね。前述のようにダウンタイムを最小限にするためにコストをかけてもいいというお客様にはアプリケーションレイヤーの運用管理をサービスするサーバ会社を用意しますが、多くのPVがあってトラフィックが大きくなることが予想されるお客様はさくらインターネットの回線コストの安さが大きなメリットになります。SNSは活発になるにつれトラフィックが多くなりますが、金融業やECなどに比べるとトラフィックに対する利益が低くなる傾向がありますから」

また、創業以来の付き合いがあるさくらインターネットに対し、イレギュラーなサービスを依頼したこともあると言う。

「以前から、さくらインターネットの専用サーバは3台までの複数台構成が可能でした。その後、『専用サーバPlatform』というサービスが登場し、最大20台までの複数台構成が可能になり現在そのプランでは17台借りています。実は、専用サーバPlatformの提供が始まる前から、このような複数台構成のサーバが必要な場面があり、営業の方と相談してラックを借り、サーバを自社で用意せずに、27台のサーバを運用していました。その場合、サーバの手配に手間や時間がかかってしまうことが問題でしたが、専用サーバPlatformでは提供されるサーバがメニュー化されているのでサーバをすばやく手配できます」

ハウジングという手段を選ばず、ラックとサーバをレンタルしたのは、やはり手嶋屋がサーバ資産を持たないという考え方であるからだ。

「サーバ周りの資産を持たず、サーバルームに入室しないという考えでラックとサーバを借りるというイレギュラーな対応をしてもらったのは、サーバやHDDが壊れたときの対応をすべてさくらインターネットに任せられるというメリットもあると考えたからです。自分たちの資産としてハウジングで運用しようと考えると、故障の際も自分たちで新たな機器を購入しなければなりませんから」

株式会社もしも ソリューションチーム チーフ・エンジニア 森哲哉氏

株式会社手嶋屋
代表取締役 手嶋 守氏

新規サービス事業に適したシンプルかつ安価なサービス

現在も、これらのラックとサーバをレンタルしているが、手嶋屋としてはすべて専用サーバPlatformに移行したいというのが本音のようだ。

「本当は今ラックで借りているサーバも専用サーバPlatformに移行したいのですが、移行コストを出せないという悩みがあります。移行するには移行先と現在のサーバ、2重にコストを支払う期間が生まれてしまう。移行支援をしてくれるサービスがあると嬉しいですね」

最後に、どのようなユーザーがさくらインターネットに適しているかを聞いてみた。

「新規にサービスを立ち上げる場合、やはり問題となるのはコストです。サービスが安定してきた場合は、多少コストがかかっても顧客の数で割れば大きな問題とはなりません。しかし、新規のサービスではコストを割る頭数がない状態なので、安価であるさくらインターネットのサービスは助かります。サービスがシンプルである分、何を行えばよいかという見極めも付けやすいですし、自分たちでやっていこうという人には選択しやすいサービスだと思います」

「我々は2010年4月までに徹底的にOpenPNEを普及させ、15万のSNSで1,500万IDに利用してもらうことを目指していこうと思っています。それ以降は、1,500万IDを土台としたSNS上のサービスを提供していきたいですね。たとえば、“突撃!隣の晩ごはん”のようにSNSの中から晩ごはんに関する記事を探してきて紹介するエージェントを開発していますが、こういったSNS上で活躍するエージェントを増やしていきたいですね」

本事例記事は、レンタルサーバ完全ガイドvol.11「サーバ資産保有のリスクなしに複数台構成が可能回線費用が安価であることも大きなメリット」(2007年11月29日掲載)の転載です。

お客様プロフィール

株式会社手嶋屋

住所 〒174-0041 東京都板橋区舟渡2-11-23
資本金 16,000,000円
従業員数 15名(2010年4月1日現在)
事業内容
  • SNSの開発/導入支援/コンサルティング
URL http://www.tejimaya.com/

担当営業紹介

営業部 渡邉 芳治

私が、手嶋屋様の担当営業です。

コンテンツプロバイダー様から一般の法人様まで、幅広いお客様を担当させていただいています。「お客様と一緒に」をモットーに、日々お客様の抱えていらっしゃる課題やご要望を「一緒に」解決できるよう努めています。規模の大小を問わず、お困りのことがございましたら、ぜひお声掛けください。

「一緒に」解決していきましょう!

営業部 渡邉 芳治

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