FreeBSD ports・packagesからインストール

FreeBSDにはPorts・Packagesという便利なツールが用意されています。
Ports・Packagesを使用すると多数のアプリケーションのインストールを簡単に行なえます。

Portsを利用したインストール方法

Ports関連のファイル・コマンド

設定ファイル /usr/share/examples/cvsup/以下にサンプルが置いてあります
cvsupコマンド ソース・Portsのツリーを一式入手することができます

設定ファイルの編集

/usr/share/examples/cvsup/以下に移動します。

# cd /usr/share/examples/cvsup/

ports-supfileを直接編集せずに、ここではコピーしたファイルを使用します。
portsというファイル名でコピーしております。

# cp -ip ports-supfile ports

viなどのエディタでファイルを開き、FreeBSDのCVSupサーバを指定します。

# vi ports
*default host=cvsup3.jp.freebsd.org

必要なPortsのみコメントアウトを外します。全てのPortsを入手する場合は、以下の行のコメントアウトを外します。

ports-all

cvsup の実行

cvsupコマンドでPortsツリーを更新・追加します。

-gオプション GUIを使用しない場合に使用します。
-Lオプションはファイル更新中の詳細情報の出力レベルを設定します。
デフォルトは、0でエラーメッセージ以外は出力しません。

# cvsup -g -L 2 ports

portsディレクトリからアプリケーションを選択

portsディレクトリの中のインストールしたいアプリケーションのカテゴリに移動します。そのディレクトリの中に、Makefile が存在する事を確認します。

# cd /usr/ports/www/apache13
# ls -l

コンパイル&インストール

# make
# make install

インストールの確認

# pkg_info

rehash

rehashしてコマンドのパスを通します。

# rehash

インストールされた アプリケーションの削除

# cd /usr/ports/www/apache13
# make deinstall

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Packagesを利用したインストール方法

Packagesとは、Portsを使用してコンパイルしたバイナリファイルです。
最新のパッケージは、以下のAnonymousFTPサイトにて配布しております。
ホスト名:ftp.sakura.ad.jp ( ftp8.jp.freebsd.org )
FTPサイト一覧
http://www.jp.FreeBSD.org/mirror.html

packages のインストール

# pkg_add パッケージ名.tgz

packages の削除

# pkg_delete パッケージ名.tgz

packages の情報

# pkg_info パッケージ名