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 専用サーバ Apache運用ガイド  

Apacheのインストール(ソース)

  • Apache インストール手順

    提供時のFreeBSD 4.9-RELEASEに基づいてインストール手順を紹介しております。

    バージョン   Apache1.3.31(2004年7月15日時点)

    まず、最新バージョンを確認します。次の場所で最新版の情報を入手できます。
    http://www.apache.jp/dist/httpd/

    • ソースファイルを取ってきます。
      (FreeBSD) fetchコマンド wgetコマンド ・ (Redhat/Fedora/Debian) wgetコマンド
      # fetch http://www.apache.jp/dist/httpd/apache_1.3.31.tar.gz
      # wget http://www.apache.jp/dist/httpd/apache_1.3.31.tar.gz


    • ソースファイルを解凍します。
      # tar xfzv apache_1.3.31.tar.gz


    • コンパイルの準備をします。
      # cd apache_1.3.31
      # ./configure

    configureコマンドに適切なオプションを指定することで、不必要なモジュールを削除し、メモリリソースを 削減することができます。

    ( configure 主なオプション一覧 )

    --with-layout=[F:]ID

    --prefix=PREFIX Apacheのインストール先ディレクトリを指定することができます。

    --server-uid=UID Apacheを稼動させるUIDを指定することができます。

    --server-gid=GID Apacheを稼動させるGIDを指定することができます。

    --enable-shared=NAME 指定したモジュールをDSOとして組み込みます。

    --enable-module=NAME 指定したモジュールを有効にします。



    • コンパイルを実行します。
      # make
      # make install


    • Apacheを起動します。
      # /usr/local/apache/bin/apachectl configtest
      # /usr/local/apache/bin/apachectl start

    apachectlスクリプトに引数を与えて、Apacheを起動/停止/再起動します。

    start Apacheを起動します。
    stop Apacheを停止します。
    restart Apacheを再起動します。
    graceful 現在のリクエストの処理が終了した後にApacheを再起動をします。