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   設定ガイド  メールソフトウェアの設定−メールソフトウェアの設定例  for windows-
メールサーバ間でのSSL/TLS通信

◎ SSL/TLSを用いたメールの送受信について

●設定の前にお読みください・・・
 
「さくらのレンタルサーバ」ではメールサーバ(SMTP,POP)への接続にSSL/TLSを用いることが可能となっておりますが、現在SSL証明を発行しておりません。

このため使用するメールソフトにより暗号化通信に関するメッセージが送受信時に表示されますが、メール本文はSSLを使用し暗号化されたものとなっております。

お手数ではございますが、下記手順を実行しメッセージの表示を回避いただきますようお願いいたします。

ウイルススキャンソフトなどを機能させていると、暗号化の送受信が出来ない可能性がございます。暗号化通信機能をご使用になる前に設定をキャンセルいただきますようお願いいたします。

ソフトウェア本体に関するお問い合わせ、ソフトウェアの不具合に関するお問い合わせは、ソフトウェア付属の解説書、ヘルプをご確認の上、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。弊社では以下に記載する設定に関し、その責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。



■ OutlookExpress 6の場合
 
OutlookExpressを起動した状態で上部メニューバーより「ツール(T)」を選択後、「アカウント(A)...」をクリックします。→図1

図1

別ウィンドウ"インターネットアカウント"が表示されるので、「メール」タブをクリックし該当のアカウントを選択した状態で「プロパティ(P)」ボタンを押します。→図2
Outlook Express6設定画面
図2
(画像をクリックすると拡大表示します)

さらに別ウィンドウが表示されるので、「詳細設定」タブをクリックします。→図3

  • TLSの設定
    送信メール(SMTP)(O):の下部にある
    "このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要"にチェック(下図1)を入れます。

  • POP over SSLの設定
    受信メール(POP3)(I):の下部にある
    "このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要"にチェック(下図2)を入れます。


    図3

以上で完了です。「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じてください。

メールの送受信を行う度に以下のダイアログが表示されます。 Outlook Express6設定画面
図4
(画像をクリックすると拡大表示します)
接続しているサーバーは、確認できないセキュリティ証明書を使用しています。証明書チェーンは処理されましたが、信頼プロバイダが信頼していないルート証明書で強制終了しました。このサーバーを使用し続けますか?

「はい」を押すことで引き続き処理を行うことができます。

■ Becky! Internet Mail version 2.11.02の場合
 
  • POP over SSLの設定
    「ツール」「メールボックスの設定」「基本設定」タブにおいて、"POP3サーバ(受信)"の右側のPOP3Sを選択します(下図1)。その際「ポート番号をSSL標準の995に選択しますか?」と聞かれるので「いいえ」を選択します。
    ...★2へ

  • TLSの設定
    「ツール」「メールボックスの設定」「基本設定」タブにおいて、"SMTPサーバ(送信)"の右側のSMTPSを選択します(下図2)。その際「ポート番号をSSL標準の465に変更しますか?」と聞かれるので「いいえ」を選択します。
    ...★2へ


図5

★2
引き続き「ツール」「メールボックスの設定」「詳細」タブにおいて、"SSL/TLS関連" の "証明書を検証しない"をチェックします。

図6

-- その他の暗号化機能(Becky!)

  • APOP
    「ツール」「メールボックスの設定」「基本設定」タブにおいて、 "認証方式" で "APOP" を選択してください。→図5

  • SMTP Auth
    「ツール」「メールボックスの設定」「詳細」タブにおいて、 "SMTP認証"にチェックを入れ、お好きな暗号化方式を選択し、 "ユーザID" "パスワード" を正しく記入してください。→図6

  以上で完了です。「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じてください。