1.ご注意
ここでは、MySQLに格納されたデータベーステーブルをphpMyAdminを使って削除する方法をご紹介します。
この作業は、MySQLを利用するアプリケーションの再インストールになどで必要になります。
○本マニュアルご利用にあたっての注意事項
- 弊社では、MySQLのサポートはいたしません。ご利用にあたっては、お客様の責任においてお願いいたします。
- 本マニュアルは、データベースに保管されているデータを抹消する手順をご紹介するものです。
基本的に、そのアプリケーションで利用していた全てのデータが抹消されます。
既に運用されているアプリケーションのデータを抹消される場合には、十分注意してください。
また、各アプリケーションでデータのバックアップが行える場合、事前にバックアップをとられることをお勧めします。
- 本マニュアルに従って、あるいは、お客様の判断によってデータを抹消した結果生じた、いかなる事態、いかなる問題に関しましても、弊社では一切の責任を負いかねます。
上記注意に同意していただける場合のみ、次のステップへお進みください。
2.削除するテーブルの種類について
ここでは、『Movable Type』、『Xoops』に限って解説します。
これらのアプリケーションが利用するテーブル名は、特定のワードを含みます。(MovableTypeなら"mt_"など)
この特定のワードをもつテーブルデータを、削除していくことになります。
○テーブル名に含まれる特定ワード
- Movable Type
【 mt_ 】 (例:mt_author など)
- Xoops
【 xoops_ 】 (例:xoops_avator など)
※初期テーブルのみです。追加されるモジュールによっては、別なワードが付加される場合もあります。
3.phpMyAdmin を起動する
- 「会員メニュー」へログインします。
- カテゴリ「サービスご利用情報」 > 「ご利用中サービスの一覧」を開きます。
- 「ホスティング一覧」から、該当サービスの「さくらのレンタルサーバ」の「サーバ設定」をクリックします。
- サーバコントロールパネルが開いたら、メニュー「サーバ設定と状態確認」 > 「データベースの設定」をクリックします。
- データベースの(初期)設定画面が表示されます。お好きなデータベースサーバをプルダウンメニューから選択し、接続用パスワードを入力して、「送信する」をクリックします。
- データベースの設定画面が表示されます。
[ 管理ツールへ接続 ]の、phpMyAdmin アイコンをクリックします。
4.phpMyAdmin を利用する
phpMyAdmin を利用して、各アプリケーションのテーブルデータを削除します。
誤って、他のテーブルデータを削除しないよう、十分ご注意ください。
本マニュアルでは、『 XOOPS 』 のテーブルデータ削除例を解説します。
他のアプリケーションデータの場合は、『2.削除するテーブルの種類について』を参考に、読み替えて作業を行ってください。
4.1. phpMyAdmin へログインする
ログイン画面が表示されます。
利用言語、ユーザ名、パスワード、サーバを選択して、[ログイン] ボタンをクリックしてください。
4.2. 該当するテーブルを選択する
phpMyAdmin へログインすると、左側のメニューに現在存在するテーブルのリストが表示されます。
「 xoops_ 」というワードがあるテーブルは全て削除する必要があります。
リストの一番上に表示されている「 xoops_avator 」テーブルを選択してみます。
次のような画面が表示されます。
4.3. 該当するテーブルを削除する
選択したテーブル画面の一番右端のタブ [削除] をクリックします。
確認ダイアログが表示されます。
削除して問題ないなら、 [OK] ボタンをクリックします。
一度データを削除すると、そのテーブルに登録されていた全てのデータが抹消されます。
大切なデータを誤って削除しないよう、十分ご注意ください。
左側のメニューリストに、「 xoops_ 」というワードが入ったテーブルがなくなるまで、削除作業を繰り返します。
以上でMySQLのテーブル削除作業は終了です。
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