次に、CGI配布元の解説書やウェブページドキュメントの指定通り設定が行われているか、
以下によくある問題をあげますので、一つ一つ確認してみましょう。
- CGIプログラムがUNIX系OS用として書かれていない
⇒ CGI配布元で公開している 当該CGIの動作環境をもう一度確認してください。
- プログラムのパスが間違っている (または書き換えていない)
⇒ Perlやsendmailなどのパスをさくらインターネット指定のものに変更していますか?もう一度確かめてください。
[代表的なプログラムのパス]
・ perl - /usr/bin/perl または /usr/local/bin/perl
・ sendmail - /usr/sbin/sendmail
・ ruby - /usr/local/bin/ruby
● ご提供サーバについて: http://www.sakura.ad.jp/support/vd/manual/tech/server/
- CGIプログラムをFTP転送するときにアスキーモード(テキストモード)で転送していない。
⇒ PerlをはじめとするCGIプログラムは、テキストで書かれています。
WindowsやMac、UNIXはそれぞれ独自の改行コード・文字コードを持っているため、そのプラットフォームに合わせた
状態に変換して転送しなくてはいけません。
一般的なFTP転送ソフトウェアには転送時のモードを選択できますので、必ずアスキーモード(テキストモード)で
転送してください。
- CGIやその周辺のファイルのパーミッションが配布元が指定されたものに設定されていない。
- 配布元が指定しているパーミッションの案内が、弊社サーバに合うものでない
⇒ 配布元のCGIプログラムの解説書で、パーミッション指定が、さくらインターネット推奨設定と異なった「777」で
案内されているものがあります。
さくらインターネットではウェブサーバの仕様により、他人およびグループに書きこみ権限を
持たせる「777」ではCGIは動作しませんので、弊社推奨設定の「755」「705」で
動作を確認してみてください。
● ご提供サーバについて: http://www.sakura.ad.jp/support/vd/manual/tech/server/
- CGIファイルの位置関係が指定された構造になっていない、ファイルが足りない
⇒ 入手したファイルの数が間違いないか、確認しましょう。
また、ファイル構造が配布元指定のものになっているか、もう一度確認しましょう。
- jcode.plなどのファイルのバージョンが古すぎる
⇒ 新しいものを入手して試してみるか、CGI作成者の方にご相談ください。
- プログラムコードに間違いがある・どうしてもわからない
⇒ CGI作成者にご相談ください。