目的別設定ガイド(FAQ)
グループ毎の制限方法
特定のグループ(今回はtestというグループを例にします)に所属する全てのユーザーを自分のホームディレクトリ以外へのアクセスが出来ないようにするにはproftpd.confに以下の一行を追加します。
AnonymousGroup virtual
※proftpdを常駐させている場合はproftpdを再起動する必要があります。
ただし、ftpで制限をかけてもTELNETを許可している場合はホームディレクトリ以外にアクセスすることが出来てしまいます。
通常FTPでの制限をかけたい場合はtelnetを許可しないようにshellをfalseにしておく方が無難です。
デフォルトの設定ではfalseというshellはありませんので以下のようにして追加してください。
# cat >> /etc/shells
/usr/bin/false(ENTERを押してください)
(Ctrl+D)
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これで/usr/bin/falseという行が/etc/shellsに追加されました。
この変更を読み込み直すには
とすればいいでしょう。
関連項目 cat adduser vipw
特定のIPからのFTPを制限するには
proftpdは特定のIPからのFTPを禁止したり、逆に特定のIPからしか接続を許可しないという設定ができます。
例えば192.168.0/24からの接続を禁止する場合はproftpd.confに以下のように書き足します。
<Limit LOGIN>
Order deny,allow
Deny from 192.168.0.
Allow from all
</Limit>
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逆に192.168.0/24からのしか接続を許可しない場合はproftpd.confに以下のように書き足します。
<Limit LOGIN>
Order allow,deny
Deny from all
allow from 192.168.0.
</Limit>
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