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目的別設定ガイド(FAQ)



SSIを利用するには


httpd.confの以下の部分に次の文字列を追加してください。

<Directory />
    Options Includes
    AllowOverride None
</Directory>



CGIを利用するには


httpd.confの以下の部分に次の文字列を追加してください。

<Directory />
    Options ExecCGI
    AllowOverride None
</Directory>



index.htmlを置いていないとディレクトリ構造が丸見えになってしまう


httpd.confの以下の部分からIndexesを削除します。

<Directory />
    Options Indexes
    AllowOverride None
</Directory>



index.html以外のページを最初に表示させたい


ディレクトリに対するアクセス(URLの末尾が/で終わっている)の場合に表示するファイル名を指定します。
なお、複数のファイル名をスペース区切りで書くこともでき、この場合は前に書いたほうから順に検索されます。
httpd.confの以下の部分を次のように変更します。

DirectoryIndex index.html index.shtml index.cgi index.htm



管理者e-mailアドレスを変更したい


ファイルが見つからないときなどに表示される、エラーメッセージに含まれる管理者e-mailアドレスを変更したい場合は次のように変更します。

httpd.confの以下の部分を次のように変更します。
青字になっている部分に、変更したいアドレスを入力します。

ServerAdmin Webmaster@domain.email



サーバステータスを表示したい


httpd.confの以下の部分を次のように変更します。

#<Location /server-status>
#    SetHandler server-status
#    Order deny,allow
#    Deny from all
#    Allow from .your_domain.com
#</Location>

この部分のコメントアウト"#"を外してください。



IPアドレスの設定方法

1.スーパーユーザになる
スーパーユーザになる方法は
こちらをご覧ください。

2.コマンドラインでIPを追加
  例えばfxp0に192.168.0.2を1つだけ設定するとします。

% ifconfig fxp0 inet 192.168.0.2 netmask 0xffffffff alias

それぞれ、デバイス名・IPアドレス・サブネットマスクの順です

3.エディタで、Apacheの/etc/rc.conf.local を開く
※FreeBSD 2.2x ではrc.conf 、FreeBSD 3.x ではrc.conf.local となります。




ifconfig_fxp0="inet 現在のアドレス・・・"
ifconfig fxp0 alias0="inet 192.168.0.2 netmask 0xffffffff"




上記のような内容が表示されますので、デバイス名、IPアドレス、サブネットマスク各部分を自分の設定にして、 緑色の行を追加します。

4.Pingによるテスト

Pingにより、IPアドレスが正しく接続されたか確認します。
TELNETでpingを実行した場合、自分のサーバから自分のサーバへ処理を行ってしまいますので MS-DOSによりpingを実行してください。

> ping 192.168.0.2  追加したIPを入れます。
64 bytes from 192.168.0.2: icmp_seq=0 ttl=255 time=0.151 ms
64 bytes from 192.168.0.2: icmp_seq=1 ttl=255 time=0.116 ms
64 bytes from 192.168.0.2: icmp_seq=2 ttl=255 time=0.118 ms
^C Ctrl + Cで停止しないと、とまりません。
--- 192.168.0.2 ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 0.116/0.128/0.151/0.016 ms.
ここで表示されるメッセージは環境により異なります。
>

上記のようになれば、正しく接続されています。
これで、Pingのテストは完了です。
以上で、IPアドレスの設定は完了です。



ログを見るには

アクセスログと、エラーログを見ることが出来ます。

デフォルトでは、
ErrorLogは /usr/local/apache/logs/
CustomLogは /usr/local/apache/logs/

上記の太字のディレクトリにそれぞれのログが置かれています。

デフォルトの場所にLogファイルがない場合は

httpd.confを開きましょう。 その中に、

ErrorLog /usr/local/apache/logs/error_log
CustomLog /usr/local/apache/logs/access_log
という部分が有ります。
この太字の部分がお客様のログファイルが置かれているディレクトリです
ご確認ください。

1.スーパーユーザになる
スーパーユーザになる方法は
こちらをご覧ください
2.見たいログファイルを開く

・Access.log の見方

192.168.0.3 - - [27/Oct/1999:16:35:10 +0900] "GET /manual/manual/index.html HTTP/1.0" 200 2277
上記の場合は、
 アクセスを行ったIP(紫色)
 アクセス日時(水色)
 アクセスしたディレクトリ(黄緑色)

となります。


MIME.type の設定のしかたは

WEBサーバは拡張子を見てファイルの種類を判別し、それを Content-Typeとして、ブラウザに返します。このContent-Typeにあたる部分をMIMEといいます。
しかし、最近では、多くのアプリケーションができているために、サーバでは認識できない拡張子が存在することもあります。
その場合に、的確な対応をするためにするには、MIME.typeを編集します。


MIMEの設定

例として、リアルオーディオの設定を見てみます。
※ MIME.typesは、通常 /usr/local/apache/conf/ の中に有ります。

1.スーパーユーザーになる
スーパーユーザになる方法は
こちらをご覧ください。
2.MIME.typesを開く
3.以下のように設定を行う

・ 
・ 
・ 
audio/x-realaudio              ra
_____ ___________              __
・ 
・ 
・ 

リアルオーディオの場合は、上記のようになります。

紫色の部分では、どんなファイルかを区別しています。
例えば、gif ファイルの設定を行うのであれば、"image"が適当ですし、mpeg ファイルで有れば、"video"が適当です。このように、追加したい拡張子に応じて一番適当と思われるものを入力してください。もし、適当と思われるものが見つからず、自ら新たに追加する場合は、最初の部分に、"x-"(ユーザ指定の意)を追加して下さい。もし、gif ファイルに対し、"text"などを付けてしまうと、サーバはテキストと認識してしまいます。しかし実際は"image"なのでファイルは壊れていると判断され、表示されなくなります。

水色の部分では、より細かくファイルを区別します。
例えば、gif ファイルであれば、"gif"が適当ですし、mpegファイルであれば、"mpeg"が適当です。しかし、新たに追加する場合、この部分には必ず、"x-"を最初に付けなければなりません。

黄緑の部分では、ファイルの拡張子を入力します。
そのさい、”.”は含まれません。gifファイルであれば"gif"を、mpeg ファイルであれ、"mpg"を入力します。
この部分は、ユーザ指定であっても、"x-"は必要ありません。




アクセス制限をかけるには


アクセス制限をかけるには、httpd.conf に以下のようにしてアクセス制限の 設定を追加してください。
※ httpd.confは、デフォルトでは /usr/local/apache/conf/ の中に有ります。

1.スーパーユーザーになる
スーパーユーザになる方法は
こちらをご覧ください

2.httpd.confを開く

3.下記のどちらかを追加


■IPアドレスによるアクセス制限




<Directory アクセス制限をかけるディレクトリ名>
    <Limit GET>
    order allow,deny
    allow from all
    deny from 210.155.86.151 210.155.86.155 制限したいIPアドレス
    </Limit>
</Directory>



この設定では、allow と deny の両方でIPアドレスが一致した場合にアクセスを拒否します。この例では、allow で全てのIPアドレスが一致しますが、denyに書かれていないIPアドレスは、allow と deny の両方に一致しないので、アクセスを許可されます。また、denyに書かれたIPアドレスは、両方に一致することになるので、アクセスを拒否されます。


■ホスト名によるアクセス制限




<Directory アクセス制限をかけるディレクトリ名>
    <Limit GET>
    order allow,deny
    allow from all
    deny from sakura.ad.jp 制限したいホスト名
    </Limit>
</Directory>



この設定も、前のIPアドレスによる物と考え方は同じです。
allow と deny の両方でホスト名が一致した場合にアクセスを拒否します。この例では、allow で全てのホスト名が一致しますが、deny に書かれていないホスト名は、allow と deny の両方に一致しないので、アクセスを許可されます。また、denyに書かれたホスト名は、両方に一致することになるので、アクセスを拒否されます。

※ホスト名で制限を行う場合、ホスト名による逆引きを行えるように設定する必要があります。逆引きを行えるようにするには、httpd.conf 内の以下の個所を変更します。

HostnameLookups on  デフォルトではoff になっているので、onに変更します。




ホームページを置くディレクトリを変更したい

今回の設定例は、インターネットアドレス「http://www.sakura.ne.jp/~mastar/」を指定した際に、表示されるファイルを、"/home/mastar/public_html"から、"/home/mastar/www" に変更するためのものです。

1.スーパーユーザーになる
スーパーユーザになる方法は
こちらをご覧ください

2.httpd.confを開く

3.以下のように設定を行う


※ httpd.confは、デフォルトでは /usr/local/apache/conf/ の中に有ります。




UserDir www 青色の部分は、デフォルトではpublic_htmlですが、wwwに変更します。



この例では、上記のような設定になります。
青色の部分を変更したいディレクトリにします。
また、最初に読みこまれるファイルは、httpd.conf内の、DirectoryIndex に設定されているファイルが読みこまれます。



ディレクトリ構成は

作成したWebページをftpする先のディレクトリは以下の場所になります。 通常は以下のディレクトリ内にあるファイルがWebページとして表示されます。
/usr/local/apache/htdocs/
(ただし、これはデフォルト設定の場合で、実際のディレクトリは設定により異なります。)



起動方法は


Apacheを起動する場合、以下のコマンドを使います。
# /usr/local/apache/bin/apachectl start
または
# /etc/rc.d/rc.httpd start



停止方法は

Apacheを停止する場合、以下のコマンドを使います。
# /usr/local/apache/bin/apachectl stop
または
# /etc/rc.d/rc.httpd stop



設定変更したときの再起動は

Apacheを再起動する場合、以下のコマンドを使います。
# /usr/local/apache/bin/apachectl graceful
または
# /etc/rc.d/rc.httpd graceful





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