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レンタルサーバ

事始め…

弊社からサーバをお渡しした初期状態や、まず確認していただきたい点などを解説します。

(細かい設定項目について、サーバの状態により若干違う設定になっていることもありますので、あらかじめ確認してからご利用ください)


スーパーユーザー (root)

サーバーの管理者権限のユーザー名は root です。
セキュリティ上、TELNETからは直接 root でログインできなくなっていますので、まず admin というユーザー名でログインし su コマンドを使って root になってください。 (suコマンドを使用の際は「su - 」というように「-」オプションをお付けください。設定しだいで直接 root でログイン可能ですが、セキュリティ的にお薦めできません。)
パスワードはお好みにより passwd コマンドで変更してください。
パスワードなどは第三者に知られないよう注意してください。また、セキュリティについても十分にご注意ください。


サーバトラブルのとき

インターネットサーバなど負荷が常にかかるサーバは、時に思わぬトラブルが発生します。
大抵のサーバダウンであればReboot(リセット)により、Telnetでアクセスできる状態へ復旧するはずです。 サーバのreboot(リセット)は無料で承っています。
その後、ログやサーバの不可状態などを見て原因を調べてみてください。

ハードウェアの故障による交換は無料です。ハードウェアのエラーが出ているなどの症状があればお申し付けください。(ハードディスク内のデータは未保証です)


リモートからのサーバリセット

rootユーザとしてTelnet接続できるようであれば reboot コマンドを入力すればサーバのリセットができます。
なお、個別のデーモンプログラム類の設定を変更しただけでrebootするのはナンセンスですので、 そのプログラムのみをkillするなどし、再起動させることをおすすめします。


メンテナンスの依頼

サーバのメンテナンスなどは有料にて承っています。
ご依頼される場合は、何の設定をどのようにして欲しいかをあらかじめまとめていただき、詳しくお知らせください。


ネットワークの設定

標準のIPアドレスやサブネットマスクなどは変更しないでください。
ネームサーバは次のうちレスポンスの良いものをお使いください。
  210.155.3.11 , 210.224.172.13 , 210.155.110.10 , 210.188.224.10
追加されているIPアドレスのサブネットマスクは255.255.255.255にしてください。
(最初から付いているIPアドレスについては別ですので変更しないようご注意ください)

IPアドレスの追加割り付け(エイリアス)は ifconfig コマンドにて行います。
  FreeBSD … ifconfig fxp0 inet IPアドレス netmask 0xffffffff alias
  Linux …… ifconfig eth0:0 inet IPアドレス netmask 0xffffffff

なお、ホスト名の設定は hostname コマンドにて行います。
  hostname ホスト名


ユーザの作成・メンテナンス

ユーザの情報は /etc/passwd というファイルに書かれています。
次のような操作でこれをメンテナンスできます。
  FreeBSD … vipw コマンドを使う
  Linux …… エディタで /etc/passwd ファイルを修正する
(最近のバージョンのLinuxは標準でshadowパスワードになっているものもありますので、ご自身のサーバに合わせてください)
また adduser コマンドを使用すれば簡単にユーザの追加ができます。

グループ情報は /etc/group というファイルに書かれています。エディタでメンテナンスします。


ホームページデータの転送

ホームページはサーバの /home/htdocs 内に置かれたファイルを参照するようになっています。
ここへはFTPでユーザ名 admin で接続してアップロードしてください。
httpd.conf などをカスタマイズして変更していただいてもけっこうです。


メールアドレス

ユーザ名がそのままメールアドレスになりますので、メールアドレスを作成したいときは新しいユーザを作成してください。
また、SMTPは不正中継防止のため /etc/mail/relay-domains に記述されたドメインからのみ受け付けるようになっています。 お客様の接続元のドメイン名などをお書きください。
もちろん sendmail.cf をカスタマイズして変更していただいてもけっこうです。


FTPについて

FTPはOS付属のftpdを使用しています。 guestuserなどの設定をする場合は wu_ftpd に入れかえるなどしてください。


各種コマンド/ライブラリなど

基本的には各OSの標準的な仕様に従います。(詳しくはそれぞれのOSマニュアルをご覧ください)
コマンドのパスは which コマンドにて調べることができます。

ビジュアル設定ツール
  FreeBSD … /stand/sysinstall
  Linux …… /bin/linuxconf

主なコマンド
  sh ………… /bin/sh
  perl ……… /usr/bin/perl
  sendmail … /usr/sbin/sendmail

Apacheのインストールパス
  FreeBSD … /usr/local/apache
  Linux …… /etc/httpd


現在時刻の設定

初期状態では、サーバの時刻が違っていることがありますので date コマンドにより修正してください。

1月23日4時56分の設定例
  date 01230456
(詳しくはdateコマンドのマニュアルをご覧ください)


クラッキング対策

クラッキング(ハッキング)など不正なアクセスをされないよう、あらかじめ設定などしていただき、 定期的に不具合がないかなど確認をしてください。
もし、クラッキングを受けているようなら、おかしなプログラムが動作していないか、ファイルやコマンドが入れかえられていないかなどを確認し、 クラッキングを受けた原因を取り除くようにしてください。
クラッキングなどにより被害を受けられた場合の補償はいたしかねますのでご了承ください。



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