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Apache のメンテナンス
WebサーバーソフトウェアApacheは次のディレクトリ内にあるファイルを編集してください。
FreeBSD
/usr/local/apache/conf/ - 設定ファイル類
/usr/local/apache/logs/ - ログ類
/usr/local/apache/src/ - ソース類
Redhat Linux (2001/02/06出荷分まで)
/etc/httpd/conf/ - 設定ファイル類
/var/log/httpd/ - ログ類
Redhat Linux (2001/02/07出荷分から)
/usr/local/apache/conf/ - 設定ファイル類
/usr/local/apache/logs/ - ログ類
標準の設定として、
- CGI,SSI が利用可能になっています。
- suexec, rotatelogs は未使用です。
Webアクセスを受けていればアクセスログが常に出てきます。
ログの容量オーバーによるディスクの空き不足にご注意ください。
・標準の状態のhttpd.conf(元の設定が分からなくなった場合などにダウンロードしてお使いください)
簡単で便利な設定
- DirectoryIndex index.html index.htm index.shtml index.cgi
インデックスとして検索される(URLの最後が"/"で終わった場合)ファイルを指定できます。
- AddHandler cgi-script .cgi
- AddHandler server-parsed .shtml
CGI、SSIを使うファイルの拡張子を指定できます。
- ErrorDocument 404 /error.html
エラーが発生した際(例では 404 Not Found)に表示されるHTMLファイルを指定できます。
- Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI Includes
シンボリックの有効・無効、CGI、SSI、ファイルリストの表示・非表示などを指定できます。
レスポンスに関係する設定
- MaxClients
最大接続数の指定です。
例えばCGIの多いコンテンツなら、極端ですがここで指定された数のCGIが同時に動かないとも限りません。
ここの数値は、CGIが多いときは少なくして、htmlや画像がメインのときは多くします。
- KeepAlive
- KeepAliveTimeout
ブラウザが要求するKeep Aliveを制限します。
htmlのダウンロードツールなどを使われKeep Aliveにより接続しっぱなしになった場合、
他のリクエストが受け入れられなくなることがあります。
KeepAliveをOFFにするのも手ですが、1回の接続でダウンロードできる数を制限したりタイムアウトを早くします。
バーチャルホスト設定例
(httpd.confへ追加します)
-
1個のIPアドレスに複数のドメイン名が付く場合
NameVirtualHost 192.168.0.123 ←受け付けるIPアドレス
<VirtualHost 192.168.0.123>
ServerName www.hogehoge.co.jp
ServerAlias hogehoge.co.jp ←別名でも受け付ける設定
DocumentRoot /home/htdocs
</VirtualHost>
<VirtualHost 192.168.0.123>
ServerName www.test.com
ServerAlias test.com
DocumentRoot /home/test
</VirtualHost>
|
複数のドメインそれぞれに対応したIPアドレスがある場合
<VirtualHost 192.168.0.124> ←受け付けるIPアドレス
ServerName www.hogehoge.co.jp
DocumentRoot /home/htdocs
</VirtualHost>
<VirtualHost 192.168.0.125> ←
ServerName www.test.com
DocumentRoot /home/test
</VirtualHost>
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