Windows Server 2016¶
本手順書の対象は「さくらのVPS for Windows Server(V5 バージョン)」です。
本手順書の対象は 標準OSの「Windows Server 2016」および「Windows Server 2019」です。
仮想ディスクパーティション構成を初期提供時から変更している場合は、本手順書の対象外となります。
ディスクの拡張作業を実施するには、Administrator権限が必要となります。
本手順書で想定している仮想サーバのスペックは以下の通りです。実際のスペックはお客様の実環境に合わせてお読み替えください。
– | プラン | 仮想CPU | 仮想メモリ容量 | 仮想ディスク容量 |
---|---|---|---|---|
スケールアップ前 | 1G | 2CPU | 1024MB | 50GiB |
スケールアップ後 | 2G | 3CPU | 2048MB | 100GiB |
スケールアップを実施する¶
スケールアップは「コントロールパネル」からおこないます。
手順の詳細については、 スケールアップ をご覧ください。
ヒント
スケールアップ実施の前に、重要なデータのバックアップ取得をお勧めいたします。
ディスク拡張の準備作業¶
サーバの起動とログイン¶
スケールアップ完了後、コントロールパネルの「起動」を押してサーバを起動します。
「コンソール」を選択し、「VNCコンソール」をクリックします。
「Administrator」アカウントでサーバへログインします。
※ サーバへのログインには、リモートデスクトップもご利用可能です。
ボリュームの拡張¶
ディスクの拡張には2つの方法があります。
- 新規ボリュームを作成する
- 既存ボリュームを拡張する
新規ボリュームを作成する¶
増設した領域を新しいドライブとして利用するため、「未割り当て」領域をマウス「右クリック」で表示される「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
ボリュームサイズを選択し、「次へ」をクリックします。
割り当てるドライブの文字を選択し、「次へ」をクリックします。
設定は既定のままで「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックして、ウィザードを閉じます。
「ディスクの管理」や「エクスプローラー」で、ボリュームが正常に作成されていることを確認します。
既存ボリュームを拡張する¶
「ディスクの管理」で拡張対象となるドライブをマウス「右クリック」し、「ボリュームの拡張」を選択します。
「次へ」をクリックします。
ディスク領域を選択し、「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックして、ウィザードを閉じます。
「ディスクの管理」や「エクスプローラー」で、ボリュームが正常に拡張されていることを確認します。