[更新:2017年5月11日]
データベースにおけるアプライアンスのクローン機能に関するページです。
概要
作成済みデータベースアプライアンスをデータベースの内容及び設定含めて複製を行う機能です。本番環境で作成したデータベースをクローンし、開発環境として利用することや、その逆も手軽にできるようになります。
利用手順
クローン手順は以下の2通りあります。
詳細画面のクローンボタンから作成
左メニューの「データベース」をクリックし、クローンするデータベースの行をダブルクリックします。
アプライアンス追加画面から作成
左メニューの「データベース」をクリックし、右上の「追加」をクリックします。
「クローン元データベース」のドロップダウンメニューからクローン元のデータベースを選択し、データベースを作成します。
詳細情報
クローンによって作成されたデータベースは、クローン元として参照されているデータベースのバックアップを全て複製し、最新のバックアップからデータベースへの書き戻しまで実施した後に有効状態となります。クローン元のデータベースアプライアンスにバックアップがない場合、新規の空のデータベースが作成されます。
DB管理者情報(クローン元の管理パスワード、ユーザアカウント、ユーザパスワード)はクローン元のデータベースから継承されます。
クローン時のDBバージョンの制限
データベースアプライアンスで提供されるデータベースエンジンのバージョンはPostgreSQL、MariaDBともに以下のように表記しております。。
[X.Y]の部分がメジャーバージョン、[Z]の部分がマイナーバージョンとなります。
クローンを実行すると、自動的にクローン元のメジャーバージョンのさくらのクラウドが提供する最新のマイナーバージョンのエンジンが選択され提供されます。
データベースアプライアンスではメジャーバージョンを超えてのクローンには対応しておりません。
例:ご利用中のデータベースのエンジンのバージョンが[PostgreSQL 9.4.7]の場合、メジャーバージョンの9.4系の中でさくらのクラウドが提供する最新のマイナーバージョンである[PostgreSQL 9.4.11]でクローン先は作成されます。