ホームディレクトリへ .forward というファイルを置くことにより、メールが届いたとき一定の処理をさせることができます。
これはsendmailの機能ですので詳細についてはsendmailのマニュアルをご覧ください。
~/.forward(基本的に転送先のメールアドレスだけを書いておく)
test@hogehoge.or.jp |
MLの運用にaliasesは使えませんので、他の転送メールアドレスからサーバーのアカウントへメールを転送しMLドライバへ渡すように設定します。
受信したメールの分配にprocmail、MLドライバにfmlを使用し、testというMLを運用したいとき、各ファイルの記述例。
ML用として作った転送メールアドレスmlist@hogehoge.ne.jp、mlist-ctl@hogehoge.ne.jpをあらかじめ自分のアカウント
(DNSWebではアカウント名@user.sakura.ne.jp、さくらWebでは付属のメールアドレスへ転送するように設定しておく)
~/.forward(届いたメールをprocmailへ渡すための設定)
"|IFS=' ' && exec /usr/local/bin/procmail -f- || exit 75 #アカウント名" |
~/.procmailrc(procmailの動作を設定)
# MLへの投稿用メールアドレス :0 Hw * ^[Tt]o: mlist@hogehoge.ne.jp |$HOME/FML/fml.pl /$HOME/FML/ml/mlist # MLの制御用メールアドレス :0 Hw * ^[Tt]o: mlist-ctl@hogehoge.jp |$HOME/FML/fml.pl /$HOME/FML/ml/mlist --ctladdr # ML関係でないメールはファイルへ保存 :0 Hw mailbox |
aaa.co.jp と bbb.com をダブルドメインで利用しており、
www.aaa.co.jpでアクセスされたときはmain.htmlへ、www.bbb.comのときは/sub/data.htmlへジャンプさせたい場合のCGI例。
環境変数 HTTP_HOST (または SERVER_NAME )にアクセスしたドメイン名がセットされますので、これを参照し別のページを表示するようにします。
~/www/index.cgi(wwwのホームディレクトリへindex.cgiというファイルを置く)
#!/bin/csh # アクセスされたドメインの判別 if ("${HTTP_HOST}" == "aaa.co.jp") then # www.aaa.co.jpのときの処理 echo "Location: http://www.aaa.co.jp/main.html" echo "" else # www.bbb.comのときの処理 echo "Location: http://www.bbb.com/sub/data.html" echo "" endif |
ご利用上の注意(CGIプログラムについてのみサポート対象外)
このページの内容は各サービスの本来の使い方ではない、サポート対象外のことがらで質問の多いものを説明しています。
動作保証はありません。設定をすれば利用できるかもしれないいわば裏技的な使用方法ですので、正しく動作しなくても一切のサポートはできません。ご了承ください。
なお、サンプルのプログラムはお客様の環境により若干の変更をしていただく必要がございます。
CGIプログラム、HTMLファイルなどの書式などについては基本的にサポート対象外です。(コンテンツ作成サービスとなるため)
サンプルプログラムの『 ~/ 』や『 $HOME 』はユーザーのホームディレクトリを表します。