IPv6アドレスの設定方法

IPv6アドレスを設定する方法です。

注意事項

  • CentOS6でのIPv6アドレスを有効にする設定です。
  • その他のOSでの設定は、各OSのマニュアルをご確認ください。

設定例

  • 利用サービス:さくらのVPS 1G(石狩リージョン)
  • IPv4アドレス:203.0.113.15
  • IPv6アドレス:2001:db8:ffff:ffff:203:0:113:15

※ 上記は本マニュアル中での例です。お客さまが設定される際は、お客さまの情報に置き換えてご確認ください。

IPv6に関する情報の確認

STEP 1VPSコントロールパネルログイン

1VPSコントロールパネルに『 IPアドレス 』と『 パスワード 』を入力し、ログインします。

VPSコントロールパネル

STEP 2IPv6に関する情報の確認

1IPv6アドレスを確認いたします。

2設定に必要となるネットワーク情報を以下から確認します。

IPv6ネットワーク情報

プレフィックス リージョン共通 /64
ゲートウェイ リージョン共通 fe80::1

IPv6アドレスの設定

STEP 1IPv6アドレスに関する情報を設定する

1VPSへログインし、「ネットワーク情報」を確認します。

2eth0」の「inet6 addr」にリンクローカルアドレス(fe80::~)が設定されていることを確認します。

3/etc/sysconfig/network」に以下の内容を追記します。

4/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0」に以下の内容を追記します。

5ネットワークを再起動します。

STEP 2設定した情報の反映を確認

1ネットワークの情報を確認し、IPv6アドレスが設定されていることを確認します。

2IPv6のデフォルトゲートウェイが「fe80::1」と設定されていることを確認します。

3IPv6で通信可能か「ping6」などで確認してください。通信が可能であればIPv6アドレスを有効にする方法は完了です。

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