CentOS 5 パーティション設定手順

さくらの専用サーバ CentOS 5 のパーティション設定方法の説明です。

パーティション設定作業

CentOS 5 ではシステムパーティションに2TB以上のディスクアレイは利用できません。
2TB未満のディスクアレイにシステムをインストールください。

STEP 1パーティションインストールの開始

1パーティションインストールを選択し、OSインストールを開始します。

STEP 1リモートコンソールの立ち上げ

1OSインストールを開始後、リモートコンソールを立ち上げ、パーティション設定画面が表示されるのを待ちます。

リモートコンソール

STEP 1パーティション設定方法の選択

1パーティション設定画面にて、「 Create Custom Layout 」を選択し「 Next 」をクリックします。

リモートコンソール

STEP 1パーティションの設定

パーティション割り当て設定画面でパーティションを設定します。

1「 New 」をクリックします。

リモートコンソール

2「 Add Partition 」画面にて、パーティション指定にあわせて割り当てを設定し「 OK 」をクリックします。
設定項目の詳細はパーティション指定項目を参照ください。

リモートコンソール

3パーティション割り当て作業を繰り返し、すべてのパーティションを設定します。

パーティション指定項目

項目 設定内容 備考
Mount point マウントポイントの指定 /、 /var、 /usr、 等割り当てるディレクトリを入力します。
File System Type ファイルシステムの選択
Allowable Drives 使用するディスクの選択
Size(MB) パーティション容量の指定
Additional Size Options パーティション容量の設定オプション 通常は「 Fixed Size: 」のままで、残りすべての容量を
割り当てたい場合は「 Fill to maximum allowable size 」を
選択します。
Force to be a primary partition パーティションをプライマリパーティションに設定を行うか /boot、 / はかならずチェックを入れてください。
Encrypt パーティションを暗号化の有無

パーティションの分割について

  • Mount Point に /root、 /mnt、 /dev、 /proc、 /sys、 といったパーティションを設定できません。
  • /root 1Gや /dev/shm 10G といったパーティション分割はできません。

swap領域について

パーティションの中にはかならずswap領域を作成する必要があります。
swap領域を作成しない場合、サーバの動作が不安定になり、サーバがフリーズするなどの不具合が発生します。

推奨パーティション設定について

Redhat 社よりドキュメントが提供されておりますので、推奨パーティション設定についてはこちらを参照ください。
RHELクローンOSの CentOS でも参考にしていただくことが可能です。

STEP 5パーティションの確認

1設定完了後、設定内容(割り当て)に間違いがないか確認します。

リモートコンソール

STEP 6OSインストールの開始

1パーティション割り当てに問題なければ「 Next 」クリックし、OSインストールを開始します。

リモートコンソール

OSインストールの開始を確認し、リモートコンソールを閉じてOSインストールが完了するのを待ちます。

■2TB以上のディスクを使用した場合

2TB以上のディスクにOSインストールしようとすると次のようなエラーが表示されてOSインストールできません。

リモートコンソール

上記エラーが表示された場合、別のディスクにするかディスクアレイを分割し容量の変更を行うなどして
2TB未満のディスクにOSインストールしてください。

STEP 7OSインストールの完了

1OSインストール完了後、サーバは自動でシャットダウンされます。

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