Mozilla Thunderbird 3
さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバ、さくらのメールボックスで作成したメールアドレスは、各種メールソフトでも送受信することができます。ここでは、Mozilla Thunderbird 3での設定方法について説明します。
前提条件・設定例
前提条件
- このマニュアルはWindows版 Mozilla Thunderbird 3のバージョン番号3.1.4での設定方法を解説しています。
- ソフトウェア本体に関するお問い合わせやソフトウェアの不具合に関するお問い合わせは、ソフトウェア付属の解説書やヘルプ等をご確認の上、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。
- メールソフトの設定をする前にメールアドレスを作成する必要があります。
- お客さま保有の独自ドメインをご利用になる場合は、サーバコントロールパネルからドメインを追加する必要があります。
- 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」のメールをご用意ください。
- サーバへの接続に用いるソフトウェアは、配布元が提供する最新安定版であることをご確認ください。
設定例
- 利用サービス:さくらのレンタルサーバ スタンダード
- 初期ドメイン:example.sakura.ne.jp
- メールアドレス:mail@example.sakura.ne.jp
※ 上記は本マニュアル中での例です。お客さまが設定される際は、お客さまの情報に置き換えてご確認ください。
新しく設定する(新規ウィザード)
Mozilla Thunderbird 3の起動
Mozilla Thunderbird 3を起動します。
メールアカウント設定画面の表示
『 新しいアカウントを作成する 』をクリックします。
参考情報
『 ファイル(F) 』から『 新規作成(N) 』を選択し、『 メールアカウント(A) 』でも設定画面を起動することができます。
メールアカウントの設定
「 メールアカウント設定 」画面にて、以下の項目を入力し、『 続ける(C) 』ボタンを押します。
あなたの名前(N) | メールアドレスを送受信する際に表示される名称。 お好きな名前を記入してください。 |
---|---|
メールアドレス(L) | メールアドレス |
パスワード(P) | メールパスワード(※1) |
- ※1 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用の場合は、 「ユーザパスワード」を入力してください。
Mozilla Thunderbird 3 が自動的にメールアカウントの設定を検索します。
Mozilla Thunderbird 3 がメールアカウントの自動設定を完了させました。
Mozilla Thunderbird 3 の自動設定は、さくらインターネットの設定方法とは異なるため、『 編集(E) 』ボタンを押します。
以下の項目を入力します。
※ IMAPで設定される場合は、POP3をIMAPに置き換えて設定してください。
ユーザ名 | メールアドレス |
---|---|
受信サーバ | 初期ドメイン(※2) または @以後のドメイン(※3) |
送信サーバ | 初期ドメイン(※2) または @以後のドメイン(※3) |
受信サーバの種類 (プルダウンメニュー) |
POP あるいは IMAP(※4) |
送信サーバのポート番号 | 587 |
受信サーバの接続保護設定 (プルダウンメニュー) |
接続の保護なし あるいは SSL/TLS |
送信サーバの接続保護設定 (プルダウンメニュー) |
接続の保護なし あるいは STARTTLS |
- ※2 「初期ドメイン」とは、サーバの登録完了時にあらかじめ付与されている契約ドメイン名です。 さくらインターネット保有のドメインにサブドメインを付与した形でお渡ししています。 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」を確認してください。
- ※3 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用で、 初期ドメイン以外のドメインで利用するメールアドレスの場合は、「@以後のドメイン」(アクセスできるドメイン)を入力してください。
- ※4 IMAP接続にてメールソフトを設定した場合、メールソフト側の設定が、ウェブメールの表示に反映する可能性があります。
注意事項
- ご利用プロバイダが、「 Outbound Port25 Blocking 」に対応していない場合は、送信メール(SMTP)のポート番号は『 25 』のままで送信が可能です。
全ての項目を入力し、問題がなければ、『 設定を再テスト(R) 』ボタンを押します。
設定内容が正常に確定したら、『 アカウント作成(C) 』ボタンを押します。
注意事項
- 設定の再テストにおいて、自動的に設定した内容から変更される場合があります。
- 自動的に変更された場合は、再度『 編集(E) 』ボタンを押し、編集しなおしてください。
接続保護設定を「 接続の保護なし 」にした場合は、接続が保護されないことについての警告が表示されます。内容を確認し、『 接続する上での危険性を理解しました(U) 』にチェックを入れ、『 アカウント作成(C) 』ボタンを押します。
※ 接続の保護設定において、SSL/TLS や STARTTLS に設定している場合は、警告は表示されません。
アカウントが作成されました。
送信サーバ設定内容の変更
[STEP 3]で作成したメールアカウントを選択し、『 このアカウントの設定を表示する 』をクリックします。
参考情報
『 ツール(T) 』から『 アカウント設定(S)... 』でも設定画面を起動することができます。
左側の『 送信(SMTP)サーバ 』をクリックし、変更したいアカウント名を選択します。
右側の『 編集(E) 』ボタンを押します。
『 ユーザ名 』に『 メールアドレス 』を入力します。
『 OK 』ボタンを押します。
『 OK 』ボタンを押します。
送受信のテスト
新しくメールを作成し、作成したメールアカウント宛にメールの送受信を行います。
パスワード入力を求められた場合は、パスワードを入力します。
エラーが発生しなければ送受信のテストは完了です。
既存の設定を変更する
Mozilla Thunderbird 3の起動
Mozilla Thunderbird 3を起動します。
メールアカウント設定画面の表示
変更したいメールアカウントを選択し、『 このアカウントの設定を表示する 』をクリックします。
参考情報
『 ツール(T) 』から『 アカウント設定(S)... 』でも設定画面を起動することができます。
アカウント設定内容の変更(受信サーバ)
左側の変更したいアカウント名をクリックし、設定されている内容を変更します。
- アカウント名
- 名前
- メールアドレス
アカウント名 | このアカウントを識別するお好きな名前 |
---|---|
名前 | このアカウントで利用する名前や会社名 |
メールアドレス | メールアドレス |
アカウント名の下側にある『 サーバ設定 』をクリックし、設定されている内容を変更します。
- サーバ名
- ユーザ名
- 接続の保護
- ※ IMAPで設定される場合は、POP3をIMAPに置き換えて設定します。
- ※ 接続の保護設定をされる場合は、SSL/TLSに置き換えて設定します。
サーバ名 | 初期ドメイン(※2) または @以後のドメイン(※3) |
---|---|
ユーザ名 | メールアドレス |
接続の保護 | なし あるいは SSL/TLS |
- ※2 「初期ドメイン」とは、サーバの登録完了時にあらかじめ付与されている契約ドメイン名です。 さくらインターネット保有のドメインにサブドメインを付与した形でお渡ししています。 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」を確認してください。
- ※3 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用で、 初期ドメイン以外のドメインで利用するメールアドレスの場合は、「@以後のドメイン」(アクセスできるドメイン)を入力してください。
アカウント設定内容の変更(送信サーバ)
左側の『 送信(SMTP)サーバ 』をクリックし、変更したいアカウント名を選択します。
右側の『 編集(E) 』ボタンを押します。
設定されている内容を変更します。
- サーバ名
- ポート番号
- 接続の保護
- ユーザ名
※ 接続の保護設定をされる場合は、STARTTLSに置き換えて設定します。
サーバ名 | 初期ドメイン(※2) または @以後のドメイン(※3) |
---|---|
ポート番号 | 587 |
接続の保護 | 接続の保護なし あるいは STARTTLS |
ユーザ名 | メールアドレス |
- ※2 「初期ドメイン」とは、サーバの登録完了時にあらかじめ付与されている契約ドメイン名です。 さくらインターネット保有のドメインにサブドメインを付与した形でお渡ししています。「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」を確認してください。
- ※3 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用で、初期ドメイン以外のドメインで利用するメールアドレスの場合は、「@以後のドメイン」(アクセスできるドメイン)を入力してください。
注意事項
- ご利用プロバイダが、「 Outbound Port25 Blocking 」に対応していない場合は、送信サーバ情報のポートは『 25 』のままで送信が可能です。