データベースの利用方法
MySQLデータベースを、共用のデータベースサーバではなく、自身の利用サーバ内に設置することができます。
他の利用者のパフォーマンスに依存すること なくデータベースが利用でき、作成するデータベース数も制限がありません。
ブログやコミュニケーションツール、ECサイト構築システムなど最新のオープンソースアプリケーションを運用することが可能です。
※さくらのマネージドサーバでは、データベースのバージョンは変更できません。
前提条件・設定例
前提条件
- 「データベース使用量」は、MySQL5.xをご利用の場合のみ表示されます。
- 「データベース 文字コード」は、phpmyadminにてご確認ください。
- データの喪失・誤操作による問題などについては、さくらインターネットでは責任を負いかねます。
- データベースやSQL文、管理ツールの使い方については、サポートいたしておりません。
データベースの操作や仕組みを理解されていない場合はご利用をお控えください。 - さくらのレンタルサーバについては、こちらをご覧ください。
ディスクの使用量
- データベースの使用量は MySQL がシステムとして使用する容量も含みます。
- 「ウェブ・メール(ユーザ領域)」+「データベース」の合計使用量が提供容量を超過して表示される場合があります。
データベースの起動
サービス利用開始時はデータベースが停止しています。
データベースを利用する場合はデータベースを起動します。
サーバコントロールパネルログイン
「サーバコントロールパネル」にログインします。
「データベースの設定」をクリックします。
「データベースと管理ツール」の画面が開きます。
サービス提供開始時にはMySQLは停止しています。「起動」ボタンをクリックします。
「データベースを起動してもよろしいですか？」というメッセージが表示されます。よろしければ「OK」ボタンをクリックします。
データベースが起動しました。
データベースの作成
データベースを新規作成することができます。
データベースの作成
「データベースの新規作成」をクリックします。
作成するデータベースの情報を設定します。
設定後「データベースを作成する」ボタンをクリックします。
| データベース名 | データベースの名前を入力します。
作成したデータベース名は変更できません。 |
|---|---|
| データベース接続パスワード(※1) | データベースに接続するパスワードを入力します。 |
| データベース文字コード | ・UTF-8
・Shift_JIS(co932) ・EUC-JP(eucjpms) 上記より選択可能できます。 |
| 外部接続の暗号化(※2) | ・SSL接続を利用し、通信内容を暗号化する
・SSL接続を利用しない 上記より選択可能できます。 |
- ※1パスワードについては、8文字以上32文字以内、英文字（大文字、小文字）、数字、記号の内、2種類以上の複合で指定してください。
- ※2公開ネットワーク上でクライアントとサーバ間の接続を行う際は、SSLの利用を推奨します。
ネットワーク接続の暗号化
暗号化(SSL)接続のみを許可する 場合
暗号化(SSL)での接続のみ可能です。
暗号化(SSL)して接続する場合は、「データベース接続用公開鍵」が必要です。
※データベース接続用公開鍵につきましてはサーバコントロールパネル(データベースの設定)の注意事項をご確認ください。
暗号化しない接続を許可する 場合
暗号化(SSL)および、非暗号化のどちらでも接続が可能です。
※暗号化しない場合、データベースとの通信の内容がそのままネットワーク上に流れます。
そのため、盗聴などによるデータ漏洩の可能性がございます。データベースに機密情報を保存している場合は、
暗号化する接続を推奨しております。
データベースが作成されました。
データベース接続パスワードの変更と外部接続の暗号化(
作成した、データベースの「パスワード変更」や「外部接続の暗号化設定」をすることができます。
データベース接続パスワードの変更
「データベース一覧」より変更したいデータベースの「変更」ボタンをクリックします。
「新しいパスワード」にパスワードを入力し、「パスワードを変更する」ボタンをクリックします。
※データベース名は変更できません。
| 接続パスワード変更 | 『 変更 』を押すと、データベースの接続パスワードを変更することができます。 英数字とハイフンのみ利用することができます。 パスワードについては
|
|---|
| 外部接続の暗号化(※1) | ・SSL接続を利用し、通信内容を暗号化する
・SSL接続を利用しない 上記より選択可能できます。 |
|---|
- ※1公開ネットワーク上でクライアントとサーバ間の接続を行う際は、SSLの利用を推奨します。
注意事項
- パスワードを変更することにより、phpMyAdminや各種アプリケーションで入力するデータベース接続用のパスワードも変更されます。
- 作成されている全てのデータベースのパスワードが変更されます。
データベースの削除
作成・利用しているデータベースを削除することができます。
注意事項
- データベースを削除すると、選択したデータベース内に作成されている全てのデータが削除されます。
- 削除すると、データを復旧することはできません。
データベースの削除
「データベース一覧」より削除したいデータベースの「削除」ボタンをクリックします。
「データベースを削除してもよろしいですか？」というメッセージが表示されます。よろしければ「OK」ボタンをクリックします。
データベースが一覧から削除されます。
データベース 接続許可の設定
localhost 以外からの接続元情報(サーバ)を登録することで、外部サーバからでもデータベース(MySQL)へ接続が可能となります。
サーバコントロールパネルログイン
「サーバコントロールパネル」にログインします。
「データベースの設定」をクリックします。
接続許可の設定
「データベースと管理ツール」の画面が開きます。
「接続設定」をクリックします。
「IPアドレス / マスク長」から設定することが可能です。
登録したい情報を入力後「追加」をクリックします。
※初期状態は localhost(127.0.0.1) から接続を許可しています。
さくらのマネージドサーバ以外からデータベース接続を許可したいIPアドレス、CIDR形式を登録します。
注意事項
- 外部サーバからデータベースに接続する際の「接続先データベースサーバ」は初期ドメインまたは独自ドメインとなります。
- 接続元の登録について、社内などプライベートネットワークから接続する際は、ルータ等のゲートウェイに割り当てられた
グローバルIPを登録してください。
接続許可一覧
登録した 『IPアドレス/マスク長』 の確認、情報の削除を行えます。
登録した許可アドレスを削除する場合、該当アドレスの「削除」をクリックします。
確認画面が表示されます、問題ない場合「OK」をクリックします。
phpMyAdmin アクセス許可の設定
アクセス元(ユーザ)を登録することで、phpMyAdminへの接続できるユーザを制限すること可能となります。
サーバコントロールパネルログイン
「サーバコントロールパネル」にログインします。
「データベースの設定」をクリックします。
アクセス制限
「データベースと管理ツール」の画面が開きます。
「アクセス制限」をクリックします。
「IPアドレス / マスク長」から設定することが可能です。
登録したい情報を入力後「追加」をクリックします。
管理ツールへのアクセスを許可したいIPアドレス、CIDR形式を登録することが可能です。
注意事項
- 外部サーバからデータベースに接続する際の「接続先データベースサーバ」は初期ドメインまたは独自ドメインとなります。
- 接続元の登録について、社内などプライベートネットワークから接続する際は、ルータ等のゲートウェイに割り当てられた
グローバルIPを登録してください。
アクセス許可 一覧
登録した『IPアドレス/マスク長』の確認、情報の削除を行えます。
登録した許可アドレスを削除する場合、該当アドレスの「削除」をクリックします。
確認画面が表示されます、問題ない場合「OK」をクリックします。
