Fedora 18
さくらのVPSでは、カスタムOSインストール機能を利用することで、お客さまのご希望のOSを選択し、利用することができます。
ここでは、Fedora 18のインストール方法について説明します。
前提条件
- 本マニュアルを確認する前に、OS再インストールマニュアルを確認してください。
- 仮想マシンにネットワークインストール用のOSインストールCD-ROMのマウントが行われたのち、CD-ROMからのブートにて
OSインストーラの起動を行います。 - OSインストーラの起動後は、OSのインストーラに沿った以下のステップのインストールを対話式に進めていくことで、
VPSへのOSの新規インストールが完了します。- インストーラの起動
- ネットワークの設定
- ストレージの設定
- OSインストール処理の開始
- OSインストール処理の完了
- 本記載のマニュアルは、64bit版OSならびに、32bit版OSで利用できます。
設定手順
インストーラの起動
VNCコンソール画面上にFedora 18のOSインストーラ起動画面が表示されます。
『 Install Fedora 』 の選択を確認し、『 Enterキー 』を押してインストールを開始します。

インストールが開始されると、最初の起動メッセージが表示されます。
稀にこの画面で一時止まってしまう現象がありますが、しばらく待つと次へ進みます。

ネットワークの設定
ネットワークの設定が要求されます。 『 Configure 』 ボタンを押します。

「 Editing Wired connection 1 」の設定画面が表示されます。
ここで 『 IPv4 Settings 』 タブを押します。

以下のように、 「 Method 」 は 「 Manual 」 を選択してから、Addressesの 『 Add 』 ボタンを押します。
さらに、IPアドレス、ネットマスクおよびゲートウェイの情報を入力します。
最後、DNSサーバを設定します。設定完了後、 『 Save 』 ボタンを押します。

ネットワークのステータス画面に戻ります。
Ethernet(eth0) の状態は 「 Connected 」 となっていて、右側の状態は「ON」であることを確認します。
また、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルートおよびDNSの設定は間違いないことを確認します。
特に問題なければ、右下の 『 Continue 』 ボタンを押して次へ進みます。
※注意:Ethernetの状態が 「 OFF 」 となっている場合、必ず手動で 「 ON 」 に切り替えてから次へ進んでください。

ストレージの設定
ネットワークの設定が完了した後、「 INSTALLATION SUMMARY 」 の画面が表示されます。
いくつの設定項目がありますが、すでに標準に設定されていますので、特に変更の必要がなければ
最後の 「 STORAGE 」 設定項目をクリックします。

ディスクの選択画面が表示されます。
すべてのディスクを選択されている状態を確認して、右下の 『 Continue 』 ボタンを押します。

※プランによってディスクの数が異なります。
現在のディスクの利用情報が表示されます。
古いOSがインストールされているため、利用可能な領域はほとんどありませんので
古いOSのパーティション情報の削除、および新規のパーティション作成する必要があります。
標準のOSパーティションを利用するなら、そのまま右下の 『 Reclaim space 』 ボタンを押します。
ディスクのパーティションをカスタマイズしたい場合は、Fedoraの公式マニュアルをご参照ください。

「 RECLAIM DISK SPACE 」 の画面で、古いOSのパーティションをすべてクリックして、 『 Delete 』 ボタンを押します。
「 Action」欄がすべて 「 Delete 」 と表示されたら、右下の 『 Reclaim space 』 ボタンを押します。

OSインストールの開始
ストレージの設定が完了した後、パーティションの作成およびパッケージのインストールが開始します。
その間に、ROOTパスワードを設定します。
下記の画面で、 『 ROOT PASSWORD 』 のアイコンをクリックします。

ROOTパスワードの設定画面が表示されます。
設定完了後、左上の 『 Done 』 ボタンを押します。

パッケージのインストール画面に戻ります。
進捗状況が画面より確認できます。すべてのインストールが完了したら、仮想サーバは自動的に停止します。













