Ubuntu / Debian パーティション設定手順
さくらの専用サーバ Ubuntu / Debian のパーティション設定方法の説明です。
パーティション設定作業
パーティションインストールの開始
パーティション指定有りにしてOSインストールを開始します。
リモートコンソールの立ち上げ
OSインストールを開始後、リモートコンソールを立ち上げ、パーティション設定画面が表示されるのを待ちます。
パーティション設定方法の選択
パーティション設定画面にて、「 Manual 」を選択し、エンターをクリックします。
古いパーティションの削除
OSインストール先のディスクパーティション情報が表示された場合は削除します。
OSインストール先のディスクパーティションを選択し、エンターをクリックします。
「 Delete the partition 」を選択し、エンターをクリックします。
この作業を繰り返し、OSインストール先のディスクすべてのパーティションを削除します。
OSインストール先のディスク全体が空き領域になっていることを確認します。
パーティションの設定
ディスクの空き領域が確保し、パーティションを設定します。
空き領域を選択し、エンターをクリックします。
「 Create a new partition 」を選択し、エンターをクリックします。
パーティションサイズを入力し、エンターをクリックします。
※ パーティション割りが4つ以下の場合はPrimaryを、4つ以上の場合は3つ目までをPrimary、残りにLogicalを選択します。
※ パーティション割りが5つ以上の場合は/、/boot(ある場合)を必ずPrimaryにしてください。
※ 2TB以上のディスクアレイではこの項目は表示されません。
パーティションの割り当て位置に「 Beginning 」を選択し、エンターをクリックします。
パーティションの詳細設定を行います。
設定項目の詳細はパーティション指定項目を参照ください。
設定を確認し、問題なければ「 Done setting up the partition 」を選択します。
パーティション割り当て作業を繰り返し、すべてのパーティションを設定します。
パーティション指定項目
項目
設定内容
備考
Use as
ファイルシステムの選択
Mount point
マウントポイントの指定
/、 /var、 /usr、 等割り当てるディレクトリを入力します。
Mount options
マウント時のオプションの指定
Label
ディスクラベルの指定
Reserved blocks
root用の予約領域の指定
Typical usage
ファイルシステムの使用方法の指定
Bootable flag
起動フラグを設定の有無
/boot(/bootがなければ/)では必ず「 on 」にしてください。
パーティションの分割について
- Mount Point に /root、 /mnt、 /dev、 /proc、/sys、 といったパーティションを設定できません。
- /root 1Gや /dev/shm 10Gといったパーティション分割はできません。
swap領域について
パーティションの中にはかならずswap領域を作成する必要があります。
swap領域を作成しない場合、サーバの動作が不安定になり、サーバがフリーズするなどの不具合が発生します。
2TB以上のディスクアレイにインストールする場合
2TB以上のディスクアレイにインストールする場合は始めにReserved BIOS boot area、/bootパーティションを設定してください。
Reserved BIOS boot area、/boot 設定手順
ディスクの空き領域を選択します。

「 Create a new partition 」を選択します。

割り当て容量に「 1MB 」を入力します。
割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。

Reserved BIOS boot areaパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。

続いてディスクの空き領域を選択します。

「 Create a new partition 」を選択します。

割り当て容量に「 250MB 」以上を入力します。

割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。

/bootパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。

残りのディスク空き領域はパーティションの設定項目を参照して設定します。
パーティションの確認
パーティションを設定し、問題なければ「 Finish partitioning and write changes to disk 」を選択します。

Reserved BIOS boot areaの警告
2TB以上のディスクアレイにシステムをインストールする場合は「 Reserved BIOS boot area 」が必要になります。
「 Reserved BIOS boot area 」を割り当てていない場合は次のような警告が表示されますので、パーティションの設定項目に戻って割り当てを行ってください。

OSインストールの開始
確認画面が表示されるので、問題なければ「 Yes 」をクリックしOSインストールを開始します。

OSインストールの開始を確認したら、リモートコンソールを閉じてOSインストールが完了するのを待ちます。
OSインストールの完了
OSインストール完了後、サーバは自動でシャットダウンされます。
このマニュアルに関連するサービス
項目 | 設定内容 | 備考 |
---|---|---|
Use as | ファイルシステムの選択 | |
Mount point | マウントポイントの指定 | /、 /var、 /usr、 等割り当てるディレクトリを入力します。 |
Mount options | マウント時のオプションの指定 | |
Label | ディスクラベルの指定 | |
Reserved blocks | root用の予約領域の指定 | |
Typical usage | ファイルシステムの使用方法の指定 | |
Bootable flag | 起動フラグを設定の有無 | /boot(/bootがなければ/)では必ず「 on 」にしてください。 |
- Mount Point に /root、 /mnt、 /dev、 /proc、/sys、 といったパーティションを設定できません。
- /root 1Gや /dev/shm 10Gといったパーティション分割はできません。
swap領域について
パーティションの中にはかならずswap領域を作成する必要があります。
swap領域を作成しない場合、サーバの動作が不安定になり、サーバがフリーズするなどの不具合が発生します。
2TB以上のディスクアレイにインストールする場合
2TB以上のディスクアレイにインストールする場合は始めにReserved BIOS boot area、/bootパーティションを設定してください。
Reserved BIOS boot area、/boot 設定手順
ディスクの空き領域を選択します。

「 Create a new partition 」を選択します。

割り当て容量に「 1MB 」を入力します。
割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。

Reserved BIOS boot areaパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。

続いてディスクの空き領域を選択します。

「 Create a new partition 」を選択します。

割り当て容量に「 250MB 」以上を入力します。

割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。

/bootパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。

残りのディスク空き領域はパーティションの設定項目を参照して設定します。
パーティションの確認
パーティションを設定し、問題なければ「 Finish partitioning and write changes to disk 」を選択します。

Reserved BIOS boot areaの警告
2TB以上のディスクアレイにシステムをインストールする場合は「 Reserved BIOS boot area 」が必要になります。
「 Reserved BIOS boot area 」を割り当てていない場合は次のような警告が表示されますので、パーティションの設定項目に戻って割り当てを行ってください。

OSインストールの開始
確認画面が表示されるので、問題なければ「 Yes 」をクリックしOSインストールを開始します。

OSインストールの開始を確認したら、リモートコンソールを閉じてOSインストールが完了するのを待ちます。
OSインストールの完了
OSインストール完了後、サーバは自動でシャットダウンされます。
このマニュアルに関連するサービス
パーティションの中にはかならずswap領域を作成する必要があります。
swap領域を作成しない場合、サーバの動作が不安定になり、サーバがフリーズするなどの不具合が発生します。
2TB以上のディスクアレイにインストールする場合は始めにReserved BIOS boot area、/bootパーティションを設定してください。
Reserved BIOS boot area、/boot 設定手順
ディスクの空き領域を選択します。
「 Create a new partition 」を選択します。
割り当て容量に「 1MB 」を入力します。
割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。
Reserved BIOS boot areaパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。
続いてディスクの空き領域を選択します。
「 Create a new partition 」を選択します。
割り当て容量に「 250MB 」以上を入力します。
割り当て位置に「 Beginning 」を選択します。
/bootパーティションの設定を行い、「 Done setting up the partition 」を選択します。
残りのディスク空き領域はパーティションの設定項目を参照して設定します。
パーティションの確認
パーティションを設定し、問題なければ「 Finish partitioning and write changes to disk 」を選択します。
Reserved BIOS boot areaの警告
2TB以上のディスクアレイにシステムをインストールする場合は「 Reserved BIOS boot area 」が必要になります。
「 Reserved BIOS boot area 」を割り当てていない場合は次のような警告が表示されますので、パーティションの設定項目に戻って割り当てを行ってください。
OSインストールの開始
確認画面が表示されるので、問題なければ「 Yes 」をクリックしOSインストールを開始します。
OSインストールの開始を確認したら、リモートコンソールを閉じてOSインストールが完了するのを待ちます。