リモートコンソール(IPMI)
コントロールパネルから、リモートコンソール(IPMI)を利用することができます。
リモートコンソール(IPMI)を使用し、サーバのログ確認や各種操作、リモートメディア機能がご利用いただけます。
- 「リモートメディア」とは
ローカル管理端末のCD/DVDドライブ、USBドライブ、ISOイメージをサーバのローカル・ドライブであるかのように利用することができる機能です。
ネットワークに接続されたローカル管理端末から、お客様ライセンスのOSやアプリケーションをさくらの専用サーバにインストールし、利用することが可能です
ご利用上の注意
- リモートコンソールはMacOSには対応しておりません。WindowsOSから接続を行ってください。
リモートコンソール
コントロールパネルログイン
コントロールパネルへログインします。
リモートコンソールの利用
上部メニューから「サーバ」をクリックします。
サーバリスト内から情報を確認するサーバをクリックします。
画面下部の右側に表示される「リモートコンソール」ボタンをクリックします。
リモートコンソールの実行ファイルをダウンロードします。問題なければ「はい」をクリックします。
注意事項
- ご利用のブラウザによっては、ダウンロード時や実行前に警告が出る場合があります。
その場合は実行ファイル(console.jnlp)をダウンロードした上で実行してください。 - リモートコンソールでは弊社プロキシサーバの30000~50000番ポート宛ての通信が発生いたします。
ご利用されている端末(内側)からインターネットへの通信(外側)に対してファイアウォールで
アクセス制限を行っている場合は内側から外側のサーバ 30000~50000番ポートへのアクセス許可が必要になります。 - ご利用されている端末に、Javaが正常にインストールされているか『こちら』からご確認ください。
- NEC E120d-Mのリモートコンソールに接続した際にスクリーンセイバーが起動していると画面が表示されないことがあります。
その場合は画面をクリックしてマウス操作を行い、スクリーンセイバーから復帰してください。
【 警告表示例 】
[ HP DL2000をご利用の場合 ]
リモートコンソールのウインドが表示され、権限の選択が画面が表示されます。
フルコントロールでアクセスする場合は「OK」ボタン、閲覧のみを行う場合は「Cancel」ボタンをクリックします。
※DELL R510ではこの画面は表示されません。次の項番6へお進みください。
リモートコンソールにてサーバのログ確認や操作を行うことができます。
注意事項
- HP DL2000の場合は標準でキーボードがUSで認識されるため、ウインド上部メニューから Preferences を開き、
Keyboard タブから「Japan (JP)」に設定を変更してください。
リモートメディア機能の利用
注意事項
- 有償OS(ライセンス費用有り)をご利用の場合で、カスタムOSに変更を希望される場合は、
ライセンスの解約手続きが必要になりますため、必ず弊社宛に※「OS再インストールおよびOS変更依頼」を行ってください。
※解約手続きが完了するまで、ご利用期間分の請求が発生いたします。 - HP DL2000の場合はプロキシサーバからクライアント端末への新規接続が発生いたします。
このためお客様環境のクライアント端末がファイアウォール(ゲートウェイ)配下にある場合は
ポートフォワードの設定を行っていただく必要がございます。
①使用するポートは50000+<さくらの専用サーバ基本IPの第4オクテット>を使用いたします。
②プロキシサーバのIPはさくらの専用サーバ基本IPの第4オクテットを5に置き換えたIPとなります。
例)さくらの専用サーバ基本IPが203.0.113.11の場合、それぞれ下記のようになります。
①通信に使用するポート:50011
②プロキシサーバのIP:203.0.113.5
この場合、IP 203.0.113.5からクライアント端末 50011ポートへのポートフォワードを設定いただく必要がございます。 - DELL R510、NEC E120d-Mの場合、リモートメディア対応前に提供されたサーバはBIOS設定を変更しないと
リモートメディアからブートできません。
リモートメディアからブートできなかった場合は弊社にてBIOS設定を変更いたしますので、
弊社 support@sakura.ad.jp までご連絡ください。
※ BIOS設定変更にはサーバ再起動が伴います。あらかじめご了承ください。
利用方法は、ご利用機器によって異なります。詳細は、各ベンダ―マニュアルをご確認ください。
- NEC E120d-M
ベンダ―マニュアルがございませんので、下記の項番1へお進みください。 - Fujitsu RX100 S7/RX200 S7
該当箇所:ベンダ―マニュアル「6 リモートストレージ」 - DELL R510
該当箇所:「表 9-5. ビューアメニューバーの選択項目」。 - HP DL2000
該当箇所:ベンダ―マニュアル「3 LO100の使用>仮想KVMの使用>仮想メディアの使用」
リモートコンソール画面上部「メディア」を選択し、「リモートメディア」をクリックします。
リモートメディアの画面が表示されますので、CD/DVDイメージを選択し「接続」をクリックします。
グリーンのランプが付くと接続完了です。
接続が完了したらシステムからCD/DVDドライブ等として認識されます。
アプリケーションDVDを接続してOS上からアプリケーションのインストールを行ったり、OSインストールDVDやバックアップツールを
接続した後、サーバ再起動を行いOSのインストールやデータバックアップにご利用ください。