CentOS / SL 6 のパーティション設定手順

さくらの専用サーバ CentOS / SL 6 のパーティション設定方法の説明です。

パーティションインストールの開始

STEP 1パーティションインストールの開始

1パーティションインストールを選択し、OSインストールを開始します。

STEP 2リモートコンソールの立ち上げ

1OSインストールを開始後 リモートコンソール を立ち上げ、 パーティション設定画面 が表示されるのを待ちます。

コントロールパネル

STEP 3パーティション設定方法の選択

1パーティション設定画面にて、「 Create Custom Layout 」を選択し「 Next 」をクリックします。

コントロールパネル

STEP 4パーティションの設定

パーティション割り当て設定画面でパーティションを設定します。

1画面右下の「 Create 」をクリックします。

コントロールパネル

2「 Create Storage 」画面にて、「 Standard Partition 」を選択し「 Create 」をクリックします。

コントロールパネル

3「 Add Partition 」画面で、パーティション指定にあわせて割り当てを設定し「 OK 」をクリックします。
設定項目の詳細はパーティション指定項目を参照ください。

コントロールパネル

4パーティション設定作業を繰り返し行い、すべてのパーティションを設定します。

パーティション指定項目

項目 設定内容 備考
Mount point マウントポイントの指定 /、 /var、 /usr、 等割り当てるディレクトリを入力します。
File System Type ファイルシステムの選択
Allowable Drives 使用するディスクの選択
Size(MB) パーティション容量の指定
Additional Size Options パーティション容量の設定オプション 通常は「 Fixed Size: 」のままで、残りすべての容量を割り当てたい場合は「 Fill to maximum allowable size 」を選択します。
Force to be a primary partition パーティションをプライマリパーティションに設定を行うか /boot、/、 はかならずチェックを入れてください。
GPTパーティション(2TB以上のアレイ)の場合は表示されません。
Encrypt パーティションを暗号化の有無

パーティションの分割について

  • Mount Point に /root、 /mnt、 /dev、 /proc、 /sys、 といったパーティションを設定できません。
  • /root 1G や /dev/shm 10G といったパーティション分割はできません。

swap領域について

パーティションの中にはかならずswap領域を作成する必要があります。
swap領域を作成しない場合、サーバの動作が不安定になり、サーバがフリーズするなどの不具合が発生します。

推奨パーティション設定について

Redhat 社よりドキュメントが提供されておりますので、推奨パーティション設定についてはこちらを参照ください。
RHELクローンOSの CentOS、Scientific Linux でも参考にしていただくことが可能です

STEP 5パーティションの確認

1設定完了後、設定内容(割り当て)に間違いがないか確認します。

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STEP 6OSインストールの開始

1パーティション割り当てに問題なければ「 Next 」クリックし、OSインストールを開始します。

コントロールパネル

OSインストールの開始を確認し、リモートコンソールを閉じてOSインストールが完了するのを待ちます。

STEP 7OSインストールの完了

1OSインストール完了後、サーバは自動でシャットダウンされます。

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