高度なファシリティ
東京と大阪にある自社運営のデータセンターは、堅牢なファシリティに、冗長化された電源と拠点間を結ぶネットワーク、万全のセキュリティ管理がされた設備で運用しています。震度6強の地震にも耐える制震・耐震・免震構造を採用し、冗長構成の無停電電源装置(UPS)とエンジン発電機による電源設備、データセンター専用の高性能ハウジングラックなど、データセンターに求められるファシリティ能力を高次元でクリア。技術者による24時間365日の有人監視体制により、お客様の大切なシステムを安全にお預かりします。
さくらインターネットデータセンターの設備構成

制震・耐震・免震構造の設備とハウジングラック
大規模地震にも耐える、制震や耐震、免震構造を採用したデータセンター専用設計の構造です。また、ラックにもデータセンター専用の高性能ハウジングラックを使用し、お客様のデータを堅牢にお守りするだけでなく拡張性にも優れています。

無停電電源装置(UPS)
データセンターへの受電は一般とは異なる複数系統の受電方式を採用。冗長構成の無停電源装置による、万が一のバックアップと安定した電力を供給し続けます。

非常用発電装置
万が一の停電の際にも、電力供給は瞬時にUPSのバッテリーに切り替わり、同時に発電機が1分以内に起動し安定した電力の供給を開始します。無給油でも約2日間の連続供給が可能です。

空調設備
冗長構成のデータセンター専用高効率年間冷房空調機を使用し、常に室温が一定となるよう管理しています。床下吹出方式を採用し、ラック内へ冷気を供給しています。

防火設備
防火壁構造や、高感度火災予兆検知システムの採用により、焼損事故につながる恐れのある段階で異常を検知します。

セキュリティ設備
データセンターへの入退室や施設内およびラックの施錠はもちろんのこと、非接触ICカードや生体認証を採用しています。また、監視カメラによる24時間365日の監視も行っています。
ほかにもこんな特長がさくらインターネットのデータセンターにはあります

対外接続302Gbps。東阪で複数の大手ISP、IXと接続することでネットワーク障害の確率を限りなくゼロに近づけ、高い可用性を実現しています。

さくらインターネットでは、各データセンター間も10ギガビット以上での冗長構成で接続。「高い安定性」と「高いスループット」を実現しています。
さくらインターネットのコロケーションサービス
ネットワーク機器・サーバを設置するスペースとインターネットへのコネクティビティを提供するサービスです。冗長化された電源系統やデータセンター専用の高性能ハウジングラックなど、堅牢な設備を誇るデータセンターにお客様専用のハウジングスペースを確保することで、お客様の大切なデータを保管します。
石狩データセンターが2011年秋に完成
クラウドコンピューティングに最適化した郊外型大規模データセンターを、2011年11月北海道石狩市に建設いたしました。
詳しくは「石狩データセンター」サイトをご覧ください。