つれづれ研究紀行(9) 60Bay 4U BOX

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回も2012年6月にCOMPUTEX TAIPEIで発表された高密度サーバーついて報告書からピックアップ。

Quanta MESOS M4600H Ultra-Dense 4U Disk Expansion Unit

4Uに3.5インチHDDを60Bayを内包するストレージ筐体ですが、やはり重さが少し気になるところではあります。国内設備の場合、ラック単位での床荷重にも制限はありますので導入には注意は必要です。

つれづれ研究紀行(8) 48Bay 4U BOX

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2012年6月にCOMPUTEX TAIPEIで発表された高密度サーバーついて報告書からピックアップ。

CHENBRO NR40700 4U 48-bay High Density Storage Server Chassis

既に幾つかの製品では良くみる筐体実装となっていますが、当日から高密度化への流れは続いているように感じます。

つれづれ研究紀行(7) 省電力サーバーの取り組み

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2012年3月に取り組んでいた省電力サーバーの取り組みをピックアップ。

AMD E350/DDR3 Mini-ITX E35M1-I

当然実用に至るような設計ではありませんが、多数のストレージ/ネットワーク・ポートを1つの筐体で内包する場合の課題抽出には十分な成果がありました。

一世代前のマザーボードですが、今後も高密度集積が行われていくサーバー環境の将来を見据えていくための参考情報となりましたら幸いです。

 

つれづれ研究紀行(6) ARM Serverの取り組み

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2011年11月に取り組んでいたARMサーバーの性能評価報告をピックアップ。

「ARM-base Serverの開発環境を調査のため、QNAP TS-119P+にDebian on QNAPを入れるべく諸々を見ています。

Debian(Squeeze)のinstalltionを見ると概況が確認できます。

運用時でも消費電力が5-12WとPCの300W付近に比べても十分に低いものですので、使い勝手によっては中々面白いデータが取れそうです。」

当時からARMサーバーの消費電力の低さは十分に確認されていたようです。

つれづれ研究紀行(5) High Density SSD Server

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2013年6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI2013からHigh Density SSD Serverの動向をピックアップ。

■参考: COMPUTEX TAIPEI2013(Chirpstory)

左記写真は、AAEON社が展示していたVDI(Virtual Desktop Infrastructure)向けに開発された高密度SSDサーバーです。

64枚の2.5インチSlimSSDをSATA接続でき、DDR3 DIMMも16枚搭載できる機器構成をしています。(CRS-720X-2R/High Performance 2U Storage Server)

こういった機器はVDIのような全体的にIOPSが不足しがちなシステムには最適な構成と考えられ、数年先には当たり前に高密度サーバーが使われいくかもしれません。

つれづれ研究紀行(4) アイスランド水力発電所

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2013年7月に開催されたICELAND2013の合間に訪れたアイスランドの水力発電所をピックアップ。

アイスランドは地熱と同じく水も豊富なため水力発電も行われています。起伏がそれほどない場所でも、膨大な水量が蓄積された湖が点在しており、そこを拠点として水力発電所と送電網が全国土を覆っています。

つれづれ研究紀行(3) アイスランド地熱発電所

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回は2013年7月に開催されたICELAND2013の合間に訪れたアイスランド地熱発電所をピックアップ。

アイスランドは高温の地熱地帯が全土にあり、主要エネルギーとして地熱6割、水力2割、石油系2割、原子力0で人口32万人の生活を支えています。