視覚を通じた情報共有への取り組み(4)

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

「視覚を通じた情報共有への取り組み(3)」の補足となりますが、「全天周レンズとは、どのような仕組みか?」についてご紹介いたさいます。

レンズの造り込みにも大きく依存しますが、今回用いているレンズでは左記のように周辺撮影に特化したモノを使用しています。

天頂部と俯角(地面方向)は、残念ながらレンズ構造上の問題で犠牲となっていますが、一回の撮影で360°すべての状況を1枚の写真データに収めるられるメリットは大きいと感じています。

動きが速い被写体や、刻々と変化する現場の一瞬をデータとして閉じ込められる点は、とても有効です。

視覚を通じた情報共有への取り組み(3)

みなさま、こにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

以前、「視覚を通じた情報共有への取り組み(2)」で少し触れましたが、次世代空間情報の実験を開始しています。

手始めにGPS搭載防水カメラにEye-Fiを挿し、iPhone5を経由してFTPサーバーにデータを格納する基礎実験を行いました。

結果は良好で、画像にしっかりとGPS情報が格納された状態のデータを遠隔地のFTPサーバー上で確認することが出来ました。

画像は360°を一気に撮影できる全天周レンズを用いていますので、災害時など一括して現場の情報を相手と共有したい場合には有効な手段ではないかと感じています。

本実験は、今後も継続的に取り組んでまいりますので、結果が出てましたら皆様に共有致します。

 

IOT23への参加のお知らせ

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013 年 9 月 27 日 (金) 国立大学法人 電気通信大学で開催される第23回インターネットと運用技術研究発表会にて、

「災害コミュニケーションと視覚情報の共有」

と題して研究発表を行いますので、お知らせ致します。

ご興味ございましたら、ぜひご参加ください。

災害コミュニケーションワークショップ参加のご報告

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年08月10日に、岩手県盛岡市で開催された「災害コミュニケーションワークショップ」に参加を致しましたので、ご報告致します。

■参考: 当日写真(Togetter)

前日の豪雨にも関わらず参加者が集まった会であり、今後の災害コミュニケーションの必要性が再確認された、たいへん貴重なワークショップでした。

災害コミュニケーション「岩手県の場合」

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

今回、災害コミュニケーションの実証実験として2013年8月9日に発生した東北地域の水害について、 リアルタイム画像検索調査を行いましたので、ご報告いたします。

調査方法は、リアルタイム画像検索TOPSY.COMを用いて「岩手、盛岡、雫石」を含む写真情報を時系列で Togetter を用いて収集を行いました。

■参考: 調査結果についてTogetter

作業時間は約60分程度で、当該水害の状況を写真により把握するには十分な情報が収集できたと感じています。

日没以降の災害対応は困難を極めるため、迅速な災害状況の把握が求められる中、一つの実証結果としてご参考にお使い頂ければと思います。

 

SIGGRAPH2013参加のご報告

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年07月21日から25日に米国ロサンゼルスにて開催されたSIGGRAPH2013に参加を致しましたので、ご報告致します。

旧来からあるCG関連の発表に加え、3D Scaning, 3D PrintingやGesture/Motion Caputringなどの幅広い分野の研究発表が行われていました。

なかでも、Intel社によるPerceptual Computingの技術発表では、「3次元空間をコンピュータ上でそのまま模倣するのではなく、より最適な使用感への成熟させることの重要性」が議論されていました。

今後もコンピュータをより直感的に利用できる技術の進化が期待されたイベントでした。

災害コミュニケーションと視覚情報の共有

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

次世代空間情報への取り組みを簡単に解説した資料を公開致しましたので、お知らせ致します。

災害コミュニケーションと視覚情報の共有(SlideShare)

参考情報としてご活用頂けましたら幸いです。