次世代メモリ技術HMCの最新動向

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

いよいよ量産化は始まると噂されている次世代メモリ技術HMC(Hybrid Memory Cube)の最新動向について調べています。

Hybrid Memory Opens a New Computer Era (Jim O’Reilly, Storage Engineer, 8/19/2013) や Hybrid Memory Cube receives its finished spec, promises up to 320GB per second (Jon Fingas, Apr 3rd, 2013) というニュースも報じられており期待は高まるばかりです。

三次元半導体技術は、今後主流になっていく技術の一つですので、広帯域・高速化するネットワーク技術と合わせて今後も調査を継続致します。

100Gigabitに向けた取り組み

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

破壊的な広帯域でサーバ間が接続される未来を見据えて、研究所では基礎研究を続けています。

現在の調査結果では、主流となりつつある10 Gigabit Ethernetを超える帯域でネットワーク接続がこのまま行われた場合、サーバ単体でのパケット処理性能に限界が生じつつあり、これを補う仕組みが求められていることが分かります。

10Gigabit Ethernetでもパケット処理をハードウェア上にオフロードする仕組みは段階的に浸透してきており、このような取り組みが100Gigabit Ethernet(IEEE 802.3)を目指した一つの道しるべになると感じています。

今後も弊社 研究所では、継続的に基礎研究と調査を通じて皆様に情報共有を図っていければと考えています。 ご参考になりましたら幸いです。

Xeon Phi評価のご報告

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

Intel社のManyCore製品であるXeon Phiを評価致しましたので、ご報告致します。

通常のコプロセッサーとしてではなく、TCP/IP上での連携を模索するために独立したLinux OSとして動作させています。

How to make good Xeon Phi (SlideShare)

ご参考にお使い頂けましたら幸いです。

CodeZineにてWebサービス向け技術連載のお知らせ

2013年5月20日、株式会社翔泳社 CodeZineにて「Webサービスのためのシステム・ベンチマーク入門」を寄稿しました。

これから普及するであろう技術を先取りした情報共有を心掛けておりますので、ぜひお楽しみ頂ければと思います。

Intel Xeon PhiによるMenyCore技術研究

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2011年から継続して研究を行っているメニーコア技術ですが、インテル株式会社からもメニーコア製品出荷が行われるようになり、今後の技術進展が期待されています。

メニーコア技術は、ひとつのCPU上に多数のコアを同時配列した構造をしており、同時並列演算などに有利なシステム・アーキテクチャをとっています。

弊社 研究所においても、今後も継続的にメニーコア技術の研究を進めて行ければと思います。

ICDE2013参加のご報告

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年4月8日~11日で開催されました「29TH IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON DATA ENGINEERING(ICDE2013)」に参加を致しましたのでご報告致します。

今回は、Graph DatabaseやInMemory Computing技術動向に着目する形での参加を致しましたが、周辺技術含む活発な議論が世界各国から研究者を集めて行われておりました。今後の技術進展や弊社における評価結果等が出た段階で、また情報共有をさせて頂ければと思います。

onGameStartUS2013参加のご報告

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年3月15日に開催されました「onGameStartUS2013」に参加致しましたので、ご報告いたします。

HTML5環境での新しいゲーム開発および技術情報の共有が活発に行われおり、今後の進展に期待が持てる分野のひとつと感じました。本件、研究に進展がありましたら、適宜情報共有をさせて頂きます。