みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。
2013年07月19日(金曜日)都内にてVIOPS08 WORKSHOPに参加致しましたので、ご報告致します。当日資料は10月以降に公開予定です。
当日写真(togetter)
また過去開催されたVIOPS WORKSHOPのアーカイブも公開されていますので、ご参考にお使いください。 VIOPS ARCHIVES (SlideShare)
|
||||||
みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。 2013年07月19日(金曜日)都内にてVIOPS08 WORKSHOPに参加致しましたので、ご報告致します。当日資料は10月以降に公開予定です。 当日写真(togetter) また過去開催されたVIOPS WORKSHOPのアーカイブも公開されていますので、ご参考にお使いください。 VIOPS ARCHIVES (SlideShare) 11月16日、LPI-Japan主催のセミナーでKVMに関する講演をさせていただきました。当研究所ではこれまでにqemu-kvmをソースからコンパイルして使うことを前提に色々な紹介をしてきましたが、講演では広く気軽に試していただくよう、Ubuntu Desktop Editionを例にパッケージでインストールする方法を取り上げました。講演ではスライドでお見せした部分を、当ブログではじっくりコンソールでご覧にいれたいと思います。 講演の様子 [...] 仮想サーバの醍醐味(?)のひとつに、Migration(マイグレーション)機能があります。KVMは仮想サーバのセーブとロード、offlineおよびlive migrationのそれぞれに対応している、と主張しています。今回はこれを確かめてみることにしましょう。 [...] 仮想化環境ではディスクやメモリなどのリソースを必要に応じて増減できる点が魅力です。今回はKVMのゲストOSを動作させたまま、ディスクを追加する方法をご紹介します。 ディスクの動的追加について調べると、KVMの本家サイトにあるHotadd pci devicesというページに行き当たります。このページの方法を要約するとこんな感じです。 HDDはPCIのSCSIコントローラと共に動的に追加する ゲストOSはPCIカードの動的な増減を検出しなければならない そこでpci_hotplug関連のカーネルモジュールをロードする qemuのモニタからPCIカードとHDDイメージを追加すると、ゲストOSが動的に検出してくれる なるほど。ちょっと試してみましょう。 [...] 今回はKVMでアタッチしたディスクのパフォーマンスについて、read/write性能を計測してみましょう。前回のディスク性能編では新規に作ったqcow2のパフォーマンスが悪いというお話をしました。今回もrawとqcow2の違いに注目したいのですが、拡張時のオーバーヘッドの影響を排した状態でのread/writeを比較したいと思います。また、KVMのディスクに対して指定できる別のパラメータについても触れてみたいと思います。 [...] KVMをとりあえず動かそうというときは、10GB程度の小さなイメージファイルから始めると思います。当ブログのインストール編でも例示した通り、また他のインストールガイドでも取り上げられている通り、qcow2フォーマットで作成したイメージファイルを使用している方が多いと思われます。ところが本格的にテストをしようと思って100GBぐらい割り当ててインストールしてみると、途方もない時間がかかってびっくりすることがあります。 たとえば当方で計測してみたCentOSのインストールの時間は、qcow2を使い100GBのディスクを割り当てた場合に、フォーマットの所要時間が47分、パッケージのコピーで13分、合計で1時間もかかってしまいます。実サーバにインストールすればせいぜい10分ぐらいですから、恐ろしいほどのパフォーマンスの低下です。 まっさきに疑うのは、qcow2というフォーマットそのものです。試しにrawフォーマットでインストールしてみると、フォーマットは21分、パッケージコピーは7分、合計28分間とある程度改善します。この数字だけみると「qcow2なんてダメだ、rawフォーマットで決まりだな」と思いますが、本当にその結論でいいのか、ちょっと調べてみました。 [...] 私(鷲北)が学生の頃(1992年ぐらいの話です)、OS概論という授業がありました。教科書はタネンバウム著「MINIXオペレーティングシステム」で、すごく高くて買うのに躊躇する本です。当時この本は私が筆者として出入りしていたアスキーから出版されていたので、担当さんに頼みこんで一冊もらえないか交渉してみました。さすがに新品はくれなかったのですが、校正用に取ってあったものを譲り受け、授業に持ち込むことができました。ところどころに赤が入ってて、思えば貴重な一冊だったのですが、卒業後3回ぐらい引っ越すうちにどこかへまぎれてなくしてしまいました。 この本はとても分厚くて、巻末にはMINIXのソース・ダンプが数百ページに渡って掲載されている無茶な本です。しかし説明は平易でおもしろく、眠れない夜には枕に最適でした。特に好きだったのが競合を説明する章で紹介されている「食事する哲学者」のページで、あれは結構分り易かった、できればもう一度読み直してみたいもんだと思っていたのでした。 最近になって「もしかしたら古本があるかも?」と思い立ち、Amazonで検索してみました。そしたら驚いたことに第3版が2005年に出ているではありませんか。出版社はピアソンに変わっていますが、中身はだいたい同じのようです。というわけでAmazonで注文して、懐かしの「哲学者」のページを見ることができたのでした。 [...] |
||||||
Copyright © 2013 さくらインターネット株式会社 (SAKURA Internet Inc.) - All Rights Reserved Powered by WordPress & Atahualpa |