IDF13: PMFS using DRAM

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年9月10日~12日に米国サンフランシスコにて開催されたIntel Developer Forum 13で見つけた技術情報を共有致します。

IDF13のCLDS002 - Software Defined Data Center (SDDC) Best Known Methods でも取り上げてられていたPMFSについてご紹介いたします。

“This file system has been validated using DRAM to emulate persistent memory. Hence, PMFS also provides an option to load the file system from a disk-based file into memory during mount and save the file system from memory into [...]

視覚を通じた情報共有への取り組み(4)

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

「視覚を通じた情報共有への取り組み(3)」の補足となりますが、「全天周レンズとは、どのような仕組みか?」についてご紹介いたさいます。

レンズの造り込みにも大きく依存しますが、今回用いているレンズでは左記のように周辺撮影に特化したモノを使用しています。

天頂部と俯角(地面方向)は、残念ながらレンズ構造上の問題で犠牲となっていますが、一回の撮影で360°すべての状況を1枚の写真データに収めるられるメリットは大きいと感じています。

動きが速い被写体や、刻々と変化する現場の一瞬をデータとして閉じ込められる点は、とても有効です。

ethtoolの40GbE supportについて

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

40Gigabit Ethernet NICやSwitchも、だんだんと普及に向けた歩みを示していますが、Linux上のネットワーク管理ツールのひとつである ethtoolも、しっかりと追従してきています。

Ethernet NICを管理する上で、欠かせないツールでもありますので各ベンダーからリリースされる製品の対応状況などは、皆様しっかりご確認ください。

参考:「10/40GbE研究報告のお知らせ」

IDF13: PCIe-Base ToR Switch

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年9月10日~12日に米国サンフランシスコにて開催されたIntel Developer Forum 13で見つけた技術情報を共有致します。

PLX Technology社が開発した新しいPCI Express-Base Top-of-Rack Switchが展示されていましたので共有致します。

ExpressFabricと呼ばれる技術では、IAサーバーとI/Oモジュール(NICなど)とストレージを一つのPCI Express Gen3 Fabricに統合することを目指しています。

SPOF(Single Point of Failure)のような単一障害点は確かに気になりますが、新しいシステムの形として興味深いものがありました。

IDF13: HP Moonshot System

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年9月10日~12日に米国サンフランシスコにて開催されたIntel Developer Forum 13で見つけた技術情報を共有致します。

HP社が開発した高密度サーバーであるMoonshot Systemの展示がありました。

「特定の用途・アプリケーション向けに無駄のないスペックを提供し、圧倒的なコスト効率を実現」と、既存ニーズとは異なる市場向けに創られた機器は、大型計算機に似た感覚が思い出されます。

 

IDF13: NVMe Controller & Adapter

みなさま、こんにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

2013年9月10日~12日に米国サンフランシスコにて開催されたIntel Developer Forum 13で見つけた技術情報を共有致します。

PMC-Sierra社が開発したNVM Express Controllerを搭載した各社が開発したPCIe SSD Adapterの展示があり、製品出荷は2013年末以降ということですが、いよいよ世に新しい技術が出てくる段階となりました。

IDF13では私も SSDL001 - Hands-on Lab: Compiling the NVM Express Linux* Open Source Driver and SSD Linux Benchmarks and Optimizations というラボに参加しましたが、実装段階の決め細やかなNVMeの挙動は興味深いものでした。

視覚を通じた情報共有への取り組み(3)

みなさま、こにちは。さくらインターネット研究所 松本です。

以前、「視覚を通じた情報共有への取り組み(2)」で少し触れましたが、次世代空間情報の実験を開始しています。

手始めにGPS搭載防水カメラにEye-Fiを挿し、iPhone5を経由してFTPサーバーにデータを格納する基礎実験を行いました。

結果は良好で、画像にしっかりとGPS情報が格納された状態のデータを遠隔地のFTPサーバー上で確認することが出来ました。

画像は360°を一気に撮影できる全天周レンズを用いていますので、災害時など一括して現場の情報を相手と共有したい場合には有効な手段ではないかと感じています。

本実験は、今後も継続的に取り組んでまいりますので、結果が出てましたら皆様に共有致します。