10月3日: 内容に間違いがありましたので修正を行いました。お詫びして訂正いたします。
 
ストレージプラン「旧ストレージ」について、2013年12月にサービス提供を終了させて頂く事となりましたのでお知らせいたします。
 
旧ストレージプランでは、サービスの長時間停止や速度低下などの品質問題が度々発生し、お客様にご迷惑をおかけしておりました。そのため新規に開発したストレージへの移行の推奨と並行し、新規受け付け終了後も無保証のサービスとして既存のお客様に無償提供とさせていただいておりましたが、今後の継続的なサービス維持が困難となったため、この度廃止させていただくこととなりました。

廃止スケジュール

旧ストレージの廃止日時は以下の通りとなります。
 
2013年12月17日(火) 12:00
 
上記日時において、旧ストレージのディスクを接続したサーバは強制終了させて頂きます。

ディスク移行手順

お手数をおかけいたしますが、お客様にて下記の手順により現在提供中の「標準ストレージ」、「SSDストレージ」へのディスク移行作業をお願いいたします。
 
さくらのクラウドニュース: 旧ストレージから新ストレージへの移行方法(新コントロールパネル版)

ディスク移行いただいたお客様への優遇措置

旧ディスクから新ディスクに移行し、旧ディスクを削除していただいたお客様については、ディスクを削除した時期に応じて移行先ディスクの料金割引を実施いたします。
 
※割引のタイミングはいずれも旧ストレージ側のディスクを削除した翌月が対象となります。

10月中に移行いただいたお客様

旧ストレージ使用月額料金の3ヶ月分相当の利用料金を割引いたします。

11月中に移行いただいたお客様

旧ストレージ使用月額料金の2ヶ月分相当の利用料金を割引いたします。

12月廃止日時までに移行いただいたお客様

旧ストレージ使用月額料金の1ヶ月分相当の利用料金を割引いたします。

 
※旧ストレージ使用月額料金は現在無償にて提供しておりますが割引となる料金は以下の「標準プラン」の金額に準じます。
サービス仕様・料金: ディスク
 
例として、旧ストレージ20GBをご利用のお客様が10月中に解約をされた場合、11月ご利用分から1260円(420円×3ヶ月分)の割引を実施いたします。

 
対象となるお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

 

さくらのクラウドでは、これまで各種リソースの最少課金単位を1日としていましたが、本日10月1日より1時間単位での課金に変更しました。
 
これにより、
 
■ サイトでの数時間のイベント時のみCPUをスペックアップしたい
■ バックアップの一時退避用に大容量ディスクを使用したい
■ 導入手順確認のためテスト的にロードバランサを利用したい
 
といった短時間の利用が想定されるケースにおいてもお気軽にご利用いただくことが可能となりました。また、1日の課金額の上限は従来の1日分の料金となるため、長時間のご利用となった場合でもこれまで通り安心してお使いいただけます。
 
詳しい料金体系の詳細についてはプレスリリース、または公式サイト「サービス仕様・料金」をご確認ください。
 

本日、新たなOSプランとして「Windows Serverプラン」の提供を開始しました。
 
これまではアーカイブ、ISOイメージの標準提供OSとしてLinux系のフリーOSが中心のラインナップとなっていましたが、今回のWindows Serverプランの提供開始により、さくらのクラウドでも簡単にWindows環境の構築が可能となりました。
 
Windows Serverプランの概要は以下の通りとなります。

提供OS・エディション

当初は以下2種類のOS・エディションでの提供となります。

  • Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition
  • Windows Server 2012 Datacenter Edition

※いずれも100GBアーカイブのみの提供となるため、インストール先のディスクサイズは100GBのみとなります。
※ISOイメージディスクを使用したインストールはできません。
※お客様所有ライセンスの持ち込みはできません。

ライセンス使用料金

Windows Serverプランでは、サーバ・ディスク料金の他、OSライセンス料として月額税込1,050円(日割り税込52円)が必要となります。
 
※ライセンス料金はディスクに課金されます。そのためサーバを起動していなくともWindowsがディスクにインストールされている状態であればライセンス料金が発生します(アーカイブとして保管されているものについてはライセンス料金は発生しません)。

ご利用の手順

現在、Windows Serverプランではディスク修正機能を使用することができません。そのため、サーバ作成後のパスワードやネットワーク等の初期設定はリモートスクリーンより以下の手順で行ってください。

1. サーバ作成

ディスクソースで「アーカイブ」を選択し、アーカイブ選択のポップアップメニューより各Windows OSを選択します。

※ディスクプランで選択した「SSDプラン」、「標準プラン」いずれかの100GBディスクにコピーされます

2. ネットワーク情報の確認

サーバ一覧画面で作成したサーバをダブルクリックし、画面上部の「NIC」タブをクリックします。
 
ここにサーバ作成時に割り当てられたネットワーク情報(IPアドレス、ゲートウェイ、ネットワーク、推奨ネームサーバ)が表示されるので、これらをWindowsに設定します。

nic1

3. リモートスクリーンからログイン

サーバが起動していることを確認し、リモートスクリーンからWindowsを操作します。

remote-screen

初回起動時は初期設定画面が表示されるので、画面に従ってタイムゾーンやAdministratorパスワードの設定を進めていきます。

4. ネットワーク設定

初期設定完了後、Windowsのコントロールパネルよりネットワーク設定を行います。
 

■Windows Server 2008 R2 Datacenter Editionの設定手順

 
●コントロールパネル内より「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「ローカル エリア接続の状態」→「プロパティ」画面を開きます。

remote-screen4
 
●「インターネット プロトコル バージョン4」を選択して「プロパティ」をクリックし、「2. ネットワーク情報の確認」で表示された、IPアドレス、ゲートウェイ、ネットワーク、推奨ネームサーバを入力します。


 
●「OK」ボタンをクリックして設定を完了し、「リモートデスクトップ接続」などでサーバに接続できることを確認します。
 

■Windows Server 2012 Datacenter Editionの設定手順

 
●コントロールパネル内より「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「イーサネットの状態」→「プロパティ」画面を開きます。

remote-screen2
 
●「インターネット プロトコル バージョン4」を選択して「プロパティ」をクリックし、「2. ネットワーク情報の確認」で表示された、IPアドレス、ゲートウェイ、ネットワーク、推奨ネームサーバを入力します。


 
●「OK」ボタンをクリックして設定を完了し、「リモートデスクトップ接続」などでサーバに接続できることを確認します。

5. ライセンス認証

ネットワーク設定完了後、ライセンス認証作業を実施します(ネットワーク接続が必要となるため、必ずネットワーク設定後に行ってください)。操作はWindows Server 2008 R2 Datacenter Edition、Windows Server 2012 Datacenter Edition共に共通です。
 
コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを入力します。
 

  • slmgr -ato

 
数秒後、認証完了のダイアログボックスが表示されます。
 
slmgr1
 
また、以下のコマンドでライセンス認証状態を確認できます。
 

  • slmgr -dli

 

補足事項

再インストールについて

・WindowsがインストールされているディスクのみWindowsの再インストールが可能です。
・Windowsがインストールされているディスクに再インストールできるのはWindowsのみとなります。

ライセンスについて

・ActiveDirectoryについては、ユーザ数無制限CALライセンス相当がライセンス料金に含まれています。ご利用になる際は、お客様ご自身で機能追加・設定作業を行ってください。
・SQL Serverなど、お客様所有のMicrosoft社製品のライセンスの持ち込みが可能な場合があります。詳しくは、Microsoft社にお問い合わせください。
・リモートデスクトップ(RDP)機能は管理目的のみでの利用が許可されています。そのため、VDI(仮想デスクトップ)用途としての利用は不可となります(今後リモートデスクトップ向けサービスの提供を予定しています)。

その他

詳細についてはサービス仕様・料金の「OS」欄を参照いただくか、弊社サポートまでお問い合わせください。

 

7月17日よりベータ版として公開し、多くのお客様にご利用頂いている「さくらのVPS」からのディスクイメージコピー機能ですが、品質評価や機材の増強を完了し、本日、さくらのVPSからのマイグレーション機能として正式リリースしました。
 
マイグレーション機能の実装により、コントロールパネルのアーカイブ作成画面でさくらのクラウドと同一の会員IDでご契約中の「さくらのVPS」のディスクがソースとして選択できるようになりました。これにより、作成したアーカイブをソースとしてディスクを作成し、さくらのVPSで使用していたディスクイメージそのままに、さくらのクラウド上で使用することが可能となりました。

提供価格

さくらのVPSからコピーしたデータは一旦アーカイブとして保存するため、「アーカイブ」機能の利用料金が必要となります(さくらのVPSからのコピーそのものは無料です)。保存に必要なアーカイブ容量はコピー元となるさくらのVPS利用プランにより異なります。

「さくらのVPS」ディスクをソースとしたアーカイブの作成手順

最初に、コピー元としたいさくらのVPS契約の会員IDと同じ会員IDでさくらのクラウドのコントロールパネルにログインします。コピー元としたいさくらのVPS契約の会員IDとコントロールパネルへのログイン時に使用する会員IDが異なる場合はコピーすることができませんのでご注意ください。
 
ログイン後、画面の上のメニューより「ストレージ」、左側のメニューより「アーカイブ」を選択し、「アーカイブ一覧」画面を表示します。この画面右上の「追加」ボタンをクリックし、さくらのVPSディスクからのアーカイブ追加を開始します。

cp1a
 
アーカイブ追加画面では、アーカイブソースとして「VPSディスク」のボタンをクリックします。「VPSディスク」が選択状態になると、下のポップアップメニューが「VPS選択」となり、コントロールパネルにログイン中の会員IDで契約されたさくらのVPSのディスク一覧が表示されます。ここでコピーしたいディスクを選択します。

cp2a
 
必要に応じて名前や説明欄を入力後、右上の「作成」をクリックし、さくらのVPSからのディスクコピーを開始します(多数のユーザがコピー実行中の場合など、混雑中は完了までに時間がかかる場合があります)。

cp3a
 
コピーが完了すると、アーカイブ一覧に今回作成したアーカイブが表示されます。

cp4a
 
アーカイブの作成完了後は、アーカイブからディスクを作成して既存のサーバに接続したり、サーバ作成時にアーカイブからディスクを作成することが可能です。

cp5a

注意事項

■ さくらのVPSでご利用中のIPアドレスと同一のIPアドレスをさくらのクラウドで使用することはできません。
■ Virtio非対応OSでは、ディスク接続方式にVirtioを選択して起動するとカーネルパニックとなります。この場合は接続方式をIDEに設定してください。
■ CentOS5.9などの一部OSでは、ディスク修正を行わずに起動すると15分程度応答が無くなる場合があります。ディスク修正を実行する、もしくはあらかじめシングルユーザモードで各インタフェースのIPアドレスを変更することで回避されます。
 
「さくらのVPS」と「さくらのクラウド」の連携がよりシームレスになり、お互いの特長を生かしたサーバ設計を実現するマイグレーション機能をぜひともご活用ください。
 

本日9月2日より、「さくらのクラウド」に品質保証(SLA)制度を導入します。
 
さくらのクラウドのSLAは99.95%の月間サーバ稼働率を保証し、万が一この水準を下回った場合の減額措置を規定するものです。詳しい内容についてはさくらのクラウド品質保証(SLA)詳細ページをご覧ください。
 
また、今回のSLA導入に伴い、本日付にて「さくらのクラウド」サービス約款の改定を実施しています。コーポレートサイト内に掲載の約款改定のお知らせも併せてご確認ください。
 
お客様のビジネスを支える基盤として、今後もより一層の高品質化を進めるさくらのクラウドにご期待ください。

 

1 2 3 4 5 6 18