本日「さくらのクラウド」で利用できるパブリックアーカイブを追加いたしました。追加したパブリックアーカイブは下記の通りです。
 
 

[20GB] 
FreeBSD 8.3 64bit (ide/virtio対応)              64bit
FreeBSD 9.0 64bit (ide/virtio対応)              64bit
Vyatta Core 6.4                                        64bit

 

[100GB] 
FreeBSD 8.3 64bit (ide/virtio対応)              64bit
FreeBSD 9.0 64bit (ide/virtio対応)              64bit

 

「FreeBSD 8.3」「FreeBSD 9.0」につきましては20GBのほか、100GBのアーカイブをご用意いたしました。こちらの100GBのアーカイブをご利用いただければSSDにOSをインストールすることができます。この機会に、ぜひご利用ください。
 

このほか、以前より提供しておりました「FreeBSD 9.0」については新しく「virtio」に
対応しております。

 
また、下記のパブリックアーカイブについては提供を終了させていただいております。
 
[20GB] 
Vyatta Core 6.3
FreeBSD 8.2                                     32bit
FreeBSD 8.2                                     64bit

 
 

本日「さくらのクラウド」で利用できるパブリックアーカイブを追加いたしました。追加したパブリックアーカイブは下記の通りです。


[20GB] 
CentOS 6.3             64bit 
Scientific Linux 6.3   64bit
Ubuntu 12.04.1-server  64bit
Debian 6.0.6           64bit 
 
[100GB] 
CentOS 6.3             64bit
Scientific Linux 6.3   64bit
Ubuntu 12.04.1-server  64bit

 

「CentOS 6.3」「Scientific Linux 6.3」「Ubuntu 12.04.1-server」につきましては20GBのほか、100GBのアーカイブをご用意いたしました。こちらの100GBのアーカイブをご利用いただければSSDにOSをインストールすることができます。この機会に、ぜひご利用ください。
 
また、下記のパブリックアーカイブについては提供を終了させていただいております。

[20GB] 
CentOS 5.7             32bit
CentOS 5.7             64bit
CentOS 6.2             32bit
CentOS 6.2             64bit
Ubuntu 10.04.3-server  32bit
Ubuntu 10.04.3-server  64bit
Ubuntu 12.04-server    32bit
Ubuntu 12.04-server    64bit
debian 6.0.5           32bit
debian 6.0.5           64bit
 

[100GB] 
CentOS 6.2             64bit 

 

「さくらのクラウド」の詳細の情報については下記のサービスサイトをご確認ください。
http://cloud.sakura.ad.jp/

 「さくらのクラウド」では、「ルータ+スイッチ」に、現在提供している100Mbpsに加えて、500Mbps、1000Mbpsを追加し、本日(2012年11月7日)より提供を開始いたします。
 
 従来の「ルータ+スイッチ」は、帯域が100Mbpsのものしか用意しておりませんでしたが、より大きな帯域が必要なお客様のために、今回新たに500Mbpsと1000Mbsが選択できるようになります。
 
 500Mbpsの月額料金は52,500円、日割料金は2,625円、1000Mbpsの月額料金は105,000円、日割料金は5,250円となります。(ご利用期間が20日を超過した場合、自動的に月額料金が適用されます。)なお、「ルータ+スイッチ」の回線速度はベストエフォートでのご提供となりました。
 

仕様・料金

 ※ 回線速度はベストエフォートでのご提供となります。

ご利用方法

・新しく「ルータ+スイッチ」を作成する場合

「ルータ+スイッチ」を新しく作成する場合は「さくらのクラウド」の「ネットワーク」の項目から「新規ネットワーク」をクリックしてください。
 
「新規ネットワーク」の画面が表示されると「スイッチ」の作成画面が表示されます。「ルータ+スイッチ」を作成する場合は「スイッチ」のタブの横にある「ルータ+スイッチ」をクリックしてください。そうすると、「ルータ+スイッチ」の画面が表示されます。この画面から帯域幅の項目から帯域を選択して「作成」ボタンをクリックすれば「ルータ+スイッチ」が作成できます。

 
 

既に作成した「ルータ+スイッチ」の帯域を変更する場合

 作成した「ルータ+スイッチ」の編集画面に移動してください。編集画面の中にある「帯域幅変更」ボタンを押してください。このボタンをクリックすると帯域幅の変更ができます。

 

 

既に「さくらのクラウド」をご利用中の方は「コントロールパネル」から「ルータ+スイッチ」のお申込みができます。これから「さくらのクラウド」をご利用になる方は、さくらのクラウドのWebサイトから「会員登録フォーム」からお申込みください。また、その他のサービス仕様については「さくらのクラウド」のWebサイトをご覧ください。
 

 
○「さくらのクラウド」の詳細な情報はこちらから
 http://cloud.sakura.ad.jp/

 本日「さくらのクラウド」では、100GBのSSDプランに適した「CentOS 6.2(100GB)」のパブリックアーカイブのリリースをいたしました。
 
 昨日、リリースいたしました「SSDプラン」は100Gのみのご提供となっているため、従来提供していた20GBの「パブリックアーカイブ」からのサーバ作成ができませんでしたが、この100GBのパブリックアーカイブをご利用いただくことで、SSDプランからのサーバ作成が容易に行えるようになります。
 
 なお、この「CentOS 6.2(100GB)」はSSDプラン以外の標準プランでもご利用いただけます。

「さくらのクラウド」では、本日(2012年11月1日)より新ディスクプランとして「SSDプラン」を追加いたしました。ディスク容量は100GBで、月額料金3,675円、日割料金は184円となります。

これまで「さくらのクラウド」では、ハードディスクを利用したディスクプランを提供してまいりましたが、データベース用途などより高速なディスクのご要望を多数いただいておりました。この度、ご要望にお応えし、SSDを利用したディスクプランの開発を行い、本日より提供を開始いたしました。

 

■従来のディスクプランと「SSDプラン」の性能比較

従来のディスクプランと新たに提供を開始する「SSDプラン」の比較結果となります。


※ランダムリードパフォーマンス測定条件 ・・・IOサイズ 4KB、アクセス範囲 100GB、IO多重度 32
※ランダムリードアクセスレイテンシ測定条件・・・IOサイズ 4KB、アクセス範囲 100GB、IO多重度 1

■tpcc-mysqlによる「SSDプラン」のベンチマーク

TPC-CのMySQL向けの簡易実装であるtpcc-mysqlを利用したベンチマーク結果です。
以下のグラフは「さくらのクラウド」の「サーバプラン3 ディスク(標準)」「サーバプラン3 ディスク(SSD)」「サーバプラン7 ディスク(SSD)」を比較したものです。

※TPC-Cとはデータベースのベンチマーク仕様の一つです。卸売業における 注文・支払いなどの処理を擬似的に再現した業務モデルで、TPCという業界 団体によって策定されています。9種類のテーブルに対する5種類のトラン ザクションがミックスされており、そのうち注文処理のスループットがスコアとなります。

[ベンチマーク取得条件]
・OS   : CentOS 6.3 64bit
・サーバスペック : プラン3(CPU仮想2コア、メモリ4GB)
: プラン7(CPU仮想4コア、メモリ16GB)
・RDBMS : MySQL Community Server 5.5.28 (Unix ソケット接続)
・負荷試験ツール:tpcc-mysql 2012-09-21 (500 warehouse)
・MySQLパラメータ:
[mysqld]
innodb_buffer_pool_size=(プラン3 の場合 2G プラン 7 の場合 12GB)
innodb_flush_method=O_DIRECT
innodb_log_file_size=(プラン3 の場合 256M プラン 7 の場合 512M)
max_connections=1000
table_open_cache=8192
max_prepared_stmt_count=32764

[ベンチマーク結果の補足]

サーバは同じプラン3でディスクの標準プランとSSDプランと比較した場合、標準プランと比較して、SSDプランの方が高いスコアが出ています。次に、同じSSDプランでサーバをプラン3からプラン7に変更した場合、さらにスコアが延びていることが確認できます。これら結果からも、データベースのご利用をご検討されるお客様は「SSDプラン」でサーバを作成しておき、データベースサイズやトラフィックの増加に応じてサーバのプラン変更をしていただくことをおすすめいたします。

これらのベンチマークは、MySQLにデータが十分キャッシュされるのを待った上で計測を行いましたが、キャッシュが十分たまるまでの時間も標準プランと比較して、「SSDプラン」の方が圧倒的に高速です。プラン変更などで、サーバ再起動をした時のパフォーマンス低下につきましても、「SSDプラン」では標準プランと比較してパフォーマンス低下が少なかった事も確認できております。

■「SSDプラン」のご利用方法

 

○サーバ作成時に「SSDプラン」を接続する場合

新しくサーバを作成する場合は、サーバ作成時に「ディスク」の項目から「作成」を選び「ディスクプラン」の項目で「SSDプラン」を選択してください。

ディスクのソースを選択する場合は、既に100GB用のディスクやアーカイブを用意している方はそちらをご選択ください。もし、100GBのディスクやアーカイブを用意していない場合は「ソース」に「空」を選択していただき、ISOイメージからOSをインストールすることも可能です。

 

○既にあるサーバにSSDプランを接続する場合

ディスク作成時の「ディスクプラン」の項目で「SSDプラン」を選択し、ソースに「空」、サイズは「100GB」を選択し名前などの必要項目を入力した後、「作成」ボタンをクリックしてください。その後、作成したディスクを作成したサーバに接続します。

「SSDプラン」を接続した後に、それぞれのOSで増設した「SSDプラン」をマウントする必要があります。マウント方法は、サーバのOSによって異なりますが、ここではCentOSでの方法を説明いたします。

(1) ブロックデバイスの確認

まず最初に接続したディスクのブロックデバイスの確認を行います。

# cat /proc/partitions

IDEデバイスは番号が若い順番に sda, sdb, … とvirtioデバイスは、番号が若い順番にvda,vdbと割り当てられますので、コントロールパネルのディスク接続情報と /proc/partitions 内容を元にデバイス名の特定を行います。以後の説明では、/dev/vdbであると仮定して進めさせていただきます。また、念のため特定したディスクがマウント中でないか、mount コマンドで確認しておくことをおすすめいたします。

(2) デバイスの利用方法の検討

新しく接続したディスクそのまま利用するのか、LVMの物理ボリュームとして利用するのかの検討を行います。

(a) ブロックデバイスをそのまま利用する場合

単一の用途で利用する場合はディスクに対してそのままファイルシステムの作成を行います。

(b) LVM の PV として利用するケース

ディスクを複数に分割して利用したい場合やスナップショットを作成したい場合は次の操作を行ってください。

! 物理ボリュームを作成
# pvcreate /dev/sdb

! ボリュームグループ ssd を作成
# vgcreate ssd /dev/sdb

! ボリュームグループ ssd に論理ボリューム lv0 を作成
# lvcreate -n lv0 -L 50G ssd

こちらの手順で /dev/ssd/lv0 として、50G の論理ボリュームが作成できました。
必要に応じて、lvcreate を繰り返して追加で論理ボリュームの作成を行います。また、スナップショットを取るためにはボリュームグループに空きがある必要があります。

(3) ファイルシステムの作成

ext4 ファイルシステムの作成と定期 fsck の無効化を行います。

# mkfs.ext4 /dev/vdb
# tune2fs -c -1 -i 0 /dev/vdb

※ /dev/vdb は LVM の場合は /dev/ssd/lv0 などになります。

(4) ファイルシステムのマウント

まずは、マウントポイントを作成します。

# mkdir -p /path/to/mountpoint

blkid コマンドを利用して、(3) で作成したファイルシステムの UUIDを調査
します。

# blkid
/dev/vda1: UUID=”633d4b1e-2ff4-4d55-aeb5-0cc89158502b” TYPE=”ext4″
/dev/vda2: UUID=”671d7808-7127-487d-bde7-b8df43b5fbed” TYPE=”swap”
/dev/vda3: UUID=”ba212c80-9d7c-408e-90db-cbd0cee6e021″ TYPE=”ext4″
/dev/vdb: UUID=”23033462-6d7b-4128-826e-20a1a268bd3e” TYPE=”ext4″

fstab にデバイスとマウントポイントを記入します。

# vi /etc/fstab
UUID=23033462-6d7b-4128-826e-20a1a268bd3e /path/to/mountpoint ext4 defaults 1 1

※ /dev/vdb はディスクの追加削除で名前が変化する可能性があるため、UUIDでの記載をおすすめします。LVM の場合は、/dev/ssd/lv0 のままでも問題ありません。

mount コマンドでマウントを行います。

# mount /path/to/mountpoint

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